レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、自身の将来はオーナーの決断に任せると語った。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第8節が17日に行われ、レスターはアウェイでトッテナムと対戦。打ち合いとなった前半は2−2で折り返したものの、後半にソン・フンミンにハットトリックを許すなど、4失点を喫し、2−6で敗れた。
この結果、レスターは開幕戦の引き分け以降リーグ戦6連敗となり、未だ勝利はなく勝ち点「1」で最下位に沈んでいる。資金難で今夏の移籍市場では望むような補強ができなかった影響はあるものの、2019年2月から指揮を執っているロジャーズ監督への批判は強まっており、解任も噂されるなど進退問題も浮上している。
試合後、ロジャーズ監督は自身の将来について聞かれると、「正直どうなるかはわからない。彼ら(オーナー)の決断がどうであれ、私は常にそれを尊重する」と今後も指揮を執れるかは確信が持てないことを認めつつ、次のように続けた。
「十分見てきたと思う。今夜のチームからは前半のプレーを見てもわかる通り、自信と創造性を感じることができた。あとはただミスをなくすだけなんだ。特に私たちが過ごしたこの夏を経て、厳しい最初の7試合を過ごしたことは間違いない。アウェイでのトッテナム戦、アウェイでのアーセナル戦、アウェイでのチェルシー戦、ホームでのマンチェスター・U戦などね。もちろん、勝つべき他のいくつかの試合もあった」
「(インターナショナルブレイクは)夏からのサイクルを断ち切り、すべてをリセットするためには良いタイミングにきたのかもしれない。オーナーたちはする必要があることをするだろう」
「私はバカではない。フットボールも知っている。直近6試合の成績はよくない。それでも、チームが大部分でプレーしてきたようにプレーし、ミスをなくしていければ、チームは前進し、順位を上げられると確信している」
「毎日ここにきて自分の仕事をして、選手たちが自信を持ってプレーしているのを見ることはできているが、試合には勝たなければならない。サポーターが不満を持っていることは理解しているが、それを隠すことはできない。これは私の責任だ」