アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、同クラブ所属のU−21ポルトガル代表MFファビオ・ヴィエイラについて言及した。18日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
プレミアリーグ第8節が18日に行われ、アーセナルは敵地でブレントフォードと対戦。この試合でリーグ戦初スタメンを飾ったF・ヴィエイラは、2点リードで迎えた49分にボックス手前から強烈なミドルシュートをゴール右隅に叩き込み、プレミアリーグ初ゴールを記録。チームの3−0での勝利に大きく貢献した。
アルテタ監督は試合後、F・ヴィエイラのプレーについて「彼の才能、我々が契約した理由、そして彼がチームにもたらすものについては既に知っていた。しかし、ブレントフォード戦で、このグラウンドで、そしてリーグ戦初スタメンでそれをやってのけたことは、また別の話だ。彼は自分の性格と才能を改めて示してくれた」とコメント。そして次のように称賛の言葉を続けた。
「私が特に気に入っているのは彼の競争の仕方だ。試合の醜い部分への対処の仕方には本当に感心したよ。プレシーズンをケガで欠場したのは不運だったが、彼は良い方向に進んでいると思う。彼の才能をチームに役立たせるためにも、出来るだけ多くのシナリオを作る必要があるね」
チームの主将を務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアの欠場により、スタメン出場のチャンスが巡ってきたF・ヴィエイラ。今後の起用法にも注目が集まるが、アルテタ監督は同選手の起用法に関して次のように語っている。
「そのことについてはこれから決める必要がある。2つの攻撃的MFのポジションでは確実にプレーができる。重要なことは、ユニットとの関係性を考えた時に、彼が一番快適にプレー出来るのはどのポジションなのかということだ。でも、今日プレーしていたポジションは彼にフィットしているように感じたね」
プレミアリーグ初スタメンとなった試合で、大きなインパクトを残したF・ヴィエイラ。今後の活躍にも期待がかかる。