ソシエダ指揮官、久保建英ら攻撃陣に“勝負を決める1点”の重要性を説く「最後まで苦しむ…」

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2022年09月19日 18:02  サッカーキング

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レアル・ソシエダの攻撃陣 [写真]=Getty Images
レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、18日に行われたラ・リーガ第6節エスパニョール戦を振り返った。同日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 ラ・リーガ第5節終了時点で2勝1分2敗のレアル・ソシエダは、18日に行われた第6節でエスパニョールと対戦した。試合は17分、MF久保建英のアシストからFWアレクサンデル・セルロートが決めて先制に成功。その直後に、同点に追いつかれたレアル・ソシエダだったが、29分にMFブライス・メンデスが勝ち越し点を挙げる。試合はこのまま2−1で終了し、『アノエタ(本拠地)』に集まったファンに勝利で応えた。

 試合の主導権を握っていたものの、終盤には守勢に回る時間が増えたレアル・ソシエダ。“勝負を決める1点”の重要性を説いたアルグアシル監督は「相手より優れていたのに、追加点を取れない時は、“漕ぎ続ける”必要がある。さもなければ、試合を生かしたまま、最後まで苦しむことになるからね。今日、見たようなことが起こり得るんだ」と語りつつ、「90分を通して非常にいいところ、とてもポジティブなところがあったけど、それをうまく活かすことができなかった。もっと明確なチャンスがあっただけに、2得点にとどまったのは残念に思う。それでもフェアで当然の勝利だ」と試合を振り返った。

 今夏の移籍市場でFWアレクサンデル・イサク(現:ニューカッスル)の後釜として獲得したFWウマル・サディクだったが、長期の負傷離脱を余儀なくされている。貴重な“ストライカー”を失ったことについて、アルグアシル監督は「私はいつも、ゴールはみんなのものだと言っている。最終的には前線の選手が決めることが多いけど、セットプレーから決めることもできるし、それに向けて努力しているよ。何よりも、タケやブライス、メリーノのようにゴールに近いシチュエーションを作ることが重要なんだ」とチームの得点パターン増加に向けて意欲を示した。

 最後に、10月の過密日程について苦言を呈したアルグアシル監督は「前回の試合(EL・オモニア戦)では、多くの選手を入れ替えたし、その中にはケガから復帰した選手もいた。それらの変化は、これまでに蓄積した疲労に対応するもの。私は主張し続けてきたし、黙るつもりはない。(9月の)代表ウィーク明けにくるのは、非人道的なものだ。ラ・リーガにはいまだかつて存在しなかった」と吐露している。

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