ブライトンの新指揮官に就任したロベルト・デ・ゼルビ氏は、新たな挑戦を決断した背景や意気込みなどを口にした。20日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
シーズン途中ながらグレアム・ポッター監督をチェルシーに引き抜かれたブライトンは、19日にデ・ゼルビ氏を新監督として招へいすることを発表。これまでサッスオーロやシャフタールなどを率い、今年の夏にウクライナの名門を離れていた43歳の指揮官は、プレミアリーグへの挑戦を決断する前に、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督と会話したことを明かした。
「ああ、私は日曜日の午後にペップと話した。彼は私がこのクラブに就任することをとても喜んでくれたよ」
「クラブについてとても良いことを教えてくれたし、もし必要なら喜んで助けると言ってくれた。もちろん私が彼らと対戦する試合以外でね」
また、その十分な実績から、新たな就任先が注目を集めていたデ・ゼルビ氏は、数ある候補からブライトンでの指揮を選択した理由と意気込みを語った。
「ブライトンは監督として私を強く求めてくれたし、彼らのプレースタイルは、私のフットボールの考えにとても似ていたんだ」
「就任の話があがってすぐに私たちは会談した。もちろん、他のチームも私に興味を持ってくれていたけど、ここに来ることができて嬉しいよ」
「ここで監督になることができて幸せだ。そして会長とクラブにはありがとうと言いたい。私はすべての選手ひとりひとりを研究したし、きっととても良い仕事ができるはずだ」
MF三笘薫がプレーするブライトンは今季、ポッター監督のもとで好調を維持し、開幕から6試合を戦いプレミアリーグで4位の位置に。次節は10月1日、アウェイでリヴァプール戦を迎える。