直近のブラジル代表からは落選…G・ジェズスがさらなる進化を誓う「努力し続ける」

アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが、自身が9月の国際親善試合に臨む同国代表のメンバーから外れたことに関し言及した。20日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。

　今夏アーセナルに加入し、ここまで公式戦8試合出場4ゴール3アシストと好調を維持しているG・ジェズス。今年11月にFIFAワールドカップカタール2022を控える中、ブラジル代表でのプレーにも注目が集まっていたが、今月10日に発表された同国代表の招集メンバーに同選手の名前は含まれていなかった。

　ブラジル代表を率いるチッチ監督は、メンバー発表後に「今回のチームは他の選手に自分の力を発揮する機会を与えるためのものだった。彼（G・ジェズス）はポジションを争っており、大きな瞬間にいる」とG・ジェズス招集外の理由を語ったとされている。G・ジェズス自身は『ESPN』の取材に対し、「代表発表の後、代表のスタッフと接触はあったよ」と明かした上で、代表復帰への意気込みを次のように語っている。

「チッチ監督のことは尊敬しているし、彼の決断も尊重しているよ。僕はブラジル人だしいつも代表チームを応援している。クオリティが高い他の選手たちのことも応援しているよ。僕自身はまたチャンスをもらえるようにこれからも努力し続ける。自分でコントロールできるのは、自分のパフォーマンスだけだからね。常にベストを尽くし、プレーを向上させたい。僕自身、もう少し改善できると思っているんだ」

　ワールドカップ本大会までは残り2カ月あまり。さらなる進化を誓ったG・ジェズスの今後の活躍に注目が集まる。