プレミア勢から関心続くも…ポステコグルー監督「夢の中を生きている」

セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、移籍を考えてはいないことを強調した。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　2019年に横浜F・マリノスを明治安田生命J1リーグ優勝に導いたポステコグルー監督は、昨年夏にセルティックの監督に就任した。2シーズンぶり52回目となるトップリーグ優勝へと導くと、昨年12月にはリーグカップも制し、初年度で国内2冠を達成。プロサッカー選手協会のシーズン最優秀監督賞、記者が選ぶシーズン最優秀監督賞、2021−22シーズンのスコティッシュ・プレミアシップ最優秀監督賞を受賞し、監督賞の“ハットトリック”を果たしていた。

　そんなポステコグルー監督にはプレミアリーグのクラブからの関心が続いている。グレアム・ポッター監督がチェルシーへと引き抜かれた際にはブライトンが関心を寄せていることが報じられていたほか、現在は成績不振により解任が噂されているブレンダン・ロジャーズ監督の後釜としてレスターが興味を示していることが伝えられている。

　去就に注目が集まっているポステコグルー監督だが、「（レスターからの関心は）全く意識をしていない」ことを明かしつつ、セルティックで満足していることを強調した。

「それは私の選手たちと少し似ている。彼らや私の野望が何であろうと、得意なことをし続ければ、他のすべてのことは自然に処理されていくと彼らには言い続けている。私の野望はどこに行っても常に同じで、できる限り成功を収めることだ」

「今日の自分にたどり着くまでの道のりを描いてきた。自分の能力を最大限に発揮しようとしてきたし、そこからチャンスが生まれてきた。私は夢の中を生きており、このすべての瞬間を楽しんでいる。ここにいる間にできる限り多くの成功をもたらそうと思っている」

記事中の表記に一部誤りがございましたので訂正いたしました（22日11時50分）。