パリ・サンジェルマン(PSG)は22日、同クラブに所属しているフランス代表DFプレスネル・キンペンベが、ケガの治療のために一時的にチームを離脱することを発表した。
今シーズンここまで公式戦8試合に出場しているキンペンベは、10日に行われたリーグ・アン第7節スタッド・ブレスト戦にキャプテンマークを巻いてスタメン出場。しかし、後半アディショナルタイムにスライディングタックルを試みた際、左ハムストリングを負傷した。その後、クラブより約6週間の離脱を強いられることが伝えられていた。
このような状況の中、キンペンベは22日付でチームを離れ、治療のためにカタールへ向かったという。ドーハにあるアスペター病院で治療を受けることになるようだ。アスペター病院は2009年にはFIFA(国際サッカー連盟)からも認定された世界有数のスポーツ医療機関で、2014年からはPSGとの提携をスタートさせていた。
今回の決断について、キンペンベはPSGのクラブ公式HPを通じてコメントを発表。「アスペターのサービスは、ハイレベルな環境に身を置くアスリートにとって重要なものだ。スタッフの専門知識と質の高い設備により、最高のコンディションで治療を受けることができる。プロフェッショナルである私にとって、この施設は理想的な場所だ」と話した。
現時点で離脱期間が約6週間であることに変わりはなく、復帰は10月23日開催予定のリーグ・アン第12節アジャクシオ戦の前後が現実的だ。