GTA、第6戦でのドライビングモラルハザード制度の通達一覧を発表。1台が第7戦で4グリッド降格

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2022年09月27日 15:21  AUTOSPORT web

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2022年スーパーGT第6戦SUGOのパレードラップの様子
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは9月22日付けで、第6戦SUGOを終えてのGTAドライビングモラルハザード制度の通達一覧、ドライビングモラルハザード防止制度のペナルティポイント表を発表した。10月1〜2日に開催される第7戦オートポリスでは3名のドライバーが公式練習後半1時間の参加が禁止されたほか、うち1名がペナルティポイント累積にともない4グリッド降格となっている。

 GTAドライビングモラルハザード防止制度は、「レースの観客に対し、プロフェッショナルなドライビング・バトルを見せ魅力的なスーパーGTレースを構築する」、「不必要なレース中断を防止し、面白いレースを演出する」、「ドライバーにとって、すべてのレースの規範となるスポーツマンシップを構築する」、「観客を含むレース関係者すべての安全性をより高く確保する」ことを目的としている。

 制度内では危険なドライブ行為や接触で相手をスピンアウトさせる行為、黄旗中のスピン、安全確認義務違反、青旗無視などさまざまな項目に応じて罰則ポイントが課され累積するが、累積の罰則ポイントにともない下記のペナルティが発生する。

累積ポイント4:次回出場競技会の公式練習(後半の1時間)参加禁止
累積ポイント6:次回出場競技会の公式練習(後半の1時間)参加禁止かつ決勝レースのスターティンググリッドで4グリッド降格
累積ポイント8:次回出場競技会の公式練習(終日)参加禁止かつ決勝レースのスターティンググリッドで8グリッド降格
累積ポイント10〜:次競技会のレース参加拒否以上

 今回発表されたドライビングモラルハザード制度の通達一覧、ドライビングモラルハザード防止制度のペナルティポイント表は、9月17〜18日に行われた第6戦SUGOをうけてのものだが、下記の通達が出されている。

#37 宮田莉朋(9月17日 公式練習)
ペナルティポイント 1(コースイン時のホワイトラインカット)

#64 伊沢拓也(9月17日 予選)
ペナルティポイント 1(T11走路外から復帰後#19の予選走行を妨げた)

#55 木村偉織(9月18日 決勝)
ペナルティポイント 2(T10で#30に接触、スピンコースアウトさせた)

#50 阪口良平(9月18日 決勝)
ペナルティポイント 2(T7で#20に接触、スピンコースアウトさせた)

#36 ジュリアーノ・アレジ(9月18日 決勝)
ペナルティポイント 3(黄旗区間で#5を追越し)

#36 ジュリアーノ・アレジ(9月18日 決勝)
ペナルティポイント 3(黄旗区間で#88を追越し)

#2 加藤寛規(9月18日 決勝)
ペナルティポイント 1(T10で#48と接触、コースアウトさせた)

#12 平峰一貴(9月18日 決勝)
ペナルティポイント 1(#3,#39に対するドライビングマナー)

 上記の通達にともない、ペナルティポイント表が発表されているが、累積ポイントが4になった加藤、5になった木村、7になったアレジの3名のドライバーが次戦オートポリスでの公式練習の後半1時間への参加が禁止された。また、SUGOで6ポイントが課せられてしまったアレジは累積ポイントが7になったため、決勝レースも4グリッド降格となっている。

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