菅前首相「国葬」で声震わせ安倍元首相追悼 政権支えた7年8ヶ月を振り返り「私は本当に幸せでした」

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2022年09月27日 15:25  ORICON NEWS

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菅義偉前首相(C)ORICON NewS inc.
安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)が27日、東京・日本武道館で執り行われた。菅義偉前首相が友人代表として「追悼の辞」を述べ、声を震わせてその早すぎる死を悼んだ。

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 式檀は安倍元首相が愛したという富士山をイメージして作られ、その中央に遺影が掲げられた。また式檀には、衆院議員初当選から約29年にわたり着用した議員バッジ、拉致被害者を救出するという思いを表したブルーリボンバッジが安置された。

 午後2時前、安倍元首相の遺骨を持ち喪主の昭恵氏が日本武道館に到着。それに合わせ、19発の弔砲が発射された。その後、松野博一内閣官房長官が開式を告げ、国歌演奏後に出席者らが約1分間の黙祷を捧げた。

 友人代表として菅前首相が「追悼の辞」を述べた。菅前首相は「7月の8日でした。信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい、同じ空間で、同じ空気を共にしたい。その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほえみに最後の一瞬、接することができました」と、安倍元首相が凶弾に倒れた日を回顧。「天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、命を失ってはならない人から、生命を、召し上げてしまったのか。悔しくてなりません。哀しみと怒りを交互に感じながら、今日のこの日を迎えました」と本音を漏らした。

 また、二度目の自民党総裁選出馬をためらっていた安倍元首相とのエピソードも紹介。「最後には2人で銀座の焼鳥屋に行き、私は一生懸命、あなたを口説きました。それが使命だと思ったからです。3時間後にはようやく首を縦に振ってくれた。私はこのことを、菅義偉生涯最大の達成として、いつまでも誇らしく思うであろうと思います」と語った。

 菅前首相は第1次安倍政権で総務相、第2次政権以降7年8ヶ月にわたり官房長官として手腕を発揮し、長期政権を支えた。その日々を「総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8ヶ月。私は本当に幸せでした」と懐かしむ。「安倍総理、あなたは、我が国日本にとっての、真のリーダーでした」と声を震わせつつ、「深い哀しみと寂しさを覚えます。総理、本当にありがとうございました。どうか安らかにお休みください」と優しく語りかけた。

 1967年10月に行われた吉田茂元首相以来、55年ぶりに実施される今回の国葬には、皇族や国会議員、海外要人など約4300人が参列。国葬の費用は総額16億円超とされ、全額国費で賄われる。また、27日午前10時から、東京・九段坂公園で一般献花も行われている。

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