フィル・コリンズとジェネシス、430億円超で著作権売却

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2022年10月01日 08:20  ナリナリドットコム

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フィル・コリンズ(71歳)とジェネシスが、自分たちのバックカタログの大部分を3億ドル(約433億円)という、とてつもない金額で売却した。

コンコード・ミュージック・グループが、ジェネシスやフィルのソロヒット曲「夜の囁き」「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」「見つめて欲しい」を含む、楽曲の著作権と原盤を手に入れたもので、この売却にはジェネシスのギタリスト、マイク・ラザフォード率いるバンド、マイク・アンド・ザ・メカニックスの曲も含まれている。

これについて同社のボブ・バレンタイン社長は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に、「フェイスブック、インスタグラム、TikTokなど、古い音楽を消費させるものがある今の世の中で、レコード会社としてこれらの音楽を生き返らせる方法が間違いなくある」 と語っている。

そんなフィルは今年3月、ジェネシスでの最後の公演をロンドンのO2アリーナで行った。

トニー・バンクスも参加したラストコンサート「ザ・ラスト・ドミノ?」でフィルは、健康問題でドラムが叩けない中、椅子に座って歌声を披露、「本物の仕事に就かないといけない」と話していた。ちなみにドラムは息子のニック・コリンズ(21歳)が担当した。

フィルは2009年のパフォーマンスの際に首の脊椎を怪我し、その2年後には神経損傷のためパフォーマンスから退くことを宣言。2015年の復帰の際もドラムは演奏できない状態にあったが、同ツアーについて「ちょっと身体的に大変で、とても悔しい気持ちさ。息子と一緒にプレイしたいからね」と話していた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20221074613.html


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