オジエ「ウイングがない状態での走りはかなり大変だった」/WRC第11戦ラリーNZ デイ2後コメント

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2022年10月01日 11:00  AUTOSPORT web

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セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
9月30日、WRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・ニュージーランド』の競技2日目はSS2〜7が行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)が2日続けて総合首位となった。しかし同日夜遅く、タナクに5秒加算ペナルティが下ったため、総合2番手につけたエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が新たなラリーリーダーとなっている。そんなデイ2終了時点のドライバーコメントが各陣営より発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●クレイグ・ブリーン(#42 フォード・プーマ・ラリー1)/デイリタイア
「何が起きたかは知っているだろう。こういうミスをしてはならないことは分かっているが、本当にきつかった」(SS5)

●ガス・グリーンスミス(#44 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合5番手
「良い1日だったが、午後のタイヤの摩耗のパターンが奇妙で、(午後のステージは)とても厳しいものになってしまった」(SS7)

※いずれもSS直後のインタビューより


■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合6番手
「1日の始まりは最初の3ステージで少々苦戦したし、きつかった。何度かよいスプリットタイムを記録したけれど、僕たちはマシンのリヤ部分と格闘していて、何度かスピンしてしまった」

「だけど、日中のタイヤフィッティングゾーンで対応することができた。デフを修正し、よいフィーリングを見つけることができたんだ。今朝のセッティングはあまりにも硬すぎたが、さらにグリップを得るための大きな変更を加えることに対しては、1日を通して慎重になりすぎていた」

「ともかく天気のコンディションのおかげで、明日はさらに戦いに入っていけるチャンスがあると見ている。何が起きてもおかしくはないし、失うものもあまりないから、少しでも順位を上げていくつもりだ」

●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合首位 ※ペナルティで2番手降格
「早朝から夕方遅くまでの長い1日だった。ある意味ではかなり安定した1日だった。僕たちにとってコンディションはそれほど悪くなかったが、一部のステージは他のステージよりよくなかった。午後は大雨が降ったけれど、それ以外は大丈夫だった」

「ここの道路はドライブしていて楽しいが、正しいリズムを掴むのが難しい。走行中はいい流れに乗るために自信が必要だ。この点でもっと改善すべきところを探す必要があるのは間違いない。明日の天気はかなり厳しいみたいだから、コンマ2秒のリードは何の意味もないよ。何が起きるか様子を見なければならない」

●オリバー・ソルベルグ(#2 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合7番手
「これらの道路をドライブするのは素晴らしいし最高の経験だ。今日はタフでトリッキーな1日だったけど、マシンを改善することができ、スピードを上げていくことができた」

「午前中は懸命に取り組んだけれど、適切なフィーリングを得るのに苦戦していた。それにパワーとトランスミッションの問題もあった。態勢を整え、タイヤフィッティングゾーンで一息つくのに短い時間しかなく、午後はふたたび集中していったよ」

「天気については本当についていなかった。僕たちがステージを走るときはいつも雨が降り始める感じだったんだ。でも明日の出走順からは、さらに多くのことを期待しているよ! 着実に進んでいって、一歩一歩積み重ねていくんだ」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合2番手 ※タナクのペナルティで首位浮上
「今日は概ね満足している。長いステージが多かったが、楽しい1日だったよ。難しいコンディションのところもあれば、グリップが非常に高いところもあり、路面変化の大きい1日だった」

「出走順の違いによって路面コンディションが良くなったり悪くなったりして、僕たちも一時雨に降られたけど、最後までいい戦いができたので良かった。明日は通常ならばよりハイスピードなステージなので難しい1日になりそうだけど、楽しみにしている」

●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合4番手
「長い1日だったが、いい順位で走り切ることができたので良かった。今朝、雨が降ったのは良かったけど、それでも最初のステージの路面にはルーズグラベルが少し残っていた。その他の2本のステージに関してはグリップが高く、運転を楽しむことができたよ」

「午後一本目のワンガ・コーストのステージは路面が乾いてきていたので、再走ステージではあっても路面にはルーズグラベルが多くあった。その次のステージは雨が多く降り、路面には泥が多くあったが、そのようなトリッキーなコンディションでも一生懸命攻め、少しタイムを挽回することができた」

「依然として首位に近い順位につけているので、満足するべきだろう。今日は天気が少し味方してくれたので、明日もそうなってくれることを願っている」

●セバスチャン・オジエ(#1 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合3番手
「全体的に良い1日だった。運転を楽しむことができたし、集中力と自信が必要とされる、このようなハイスピードなラリーでWRCに復帰したことを考えれば、ペースは悪くなかったと思う」

「今朝の最初のステージは走りのリズムが良く、その再走ステージでも非常に良い走りができた。その次のステージでは激しい雨が降り、ライバルに差をつけられないようにするためには、ある程度リスクを冒さなければならないと思いながら走ったところ、コーナリングラインが少しワイドになってしまった」

「残念ながら、その時にリヤウイングを木の枝で破損してしまい、リヤウイングがない状態で最終ステージを走るのはかなり大変だった。それでも、まだ優勝争いに加わることができていることに満足している」

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