ヒョンデ勢に続き、トヨタのロバンペラにもペナルティ。SS1でのエネルギー超過/WRC第11戦

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2022年10月01日 11:20  AUTOSPORT web

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10月1日に22歳の誕生日を迎えたカッレ・ロバンペラ(TOYOTA GAZOO Racing WRT) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラは、WRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・ニュージーランド』において、ハイブリッドブースト関連のタイムペナルティを受ける3人目のドライバーとなった。

 10月1日に22歳の誕生日を迎えたロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)にとって、歓迎しない“プレゼント”がもたらされた。既報のとおり、9月30日の夜遅くにヒョンデのオット・タナクとティエリー・ヌービル(ともにヒョンデi20 Nラリー1)に対し、SS1での最大使用エネルギー量の超過による5秒加算ペナルティが科せられたが、同様の処分がトヨタの最年少チャンピオン候補にも下ることとなった。

 FIA国際自動車連盟の技術代表の報告書によると、ロバンペラのマシンは29日(金)に行われたSS1でハイブリッドブーストを使用した際、規則上の許容値である最大エネルギー量の240kJを超える240.16kJを放出していたという。

 スチュワードは、まったく同じ違反を犯したヒョンデのタナク、ヌービルの件と同様にパフォーマンス上のアドバンテージはごくわずかであることを認めたが、FIAセンサーによる測定値が最大値を超えていたことは間違いないとして、ロバンペラに5秒のタイム加算ペナルティを科すことを決定した。

 なお、このペナルティによってロバンペラの順位に変動はなく、彼は総合4番手で競技3日目をスタートしている。

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