<子育ての違和感は大事>2時間以上泣きっぱなしで何かがおかしい!母親の勘で病院に行った結果……

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2022年10月04日 19:31  ママスタジアム

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まだ自分の体調不良を言葉にして伝えることができない乳幼児。特に生まれたばかりの赤ちゃんとなると、体の機能も不完全ですし、ママは毎日がとっても不安。些細な変化を感じて「何かあったらどうしよう」と思い悩んでは、ネットで情報を探したりかかりつけ医に駆け込んだりといった経験がある人も、少なくないのではないでしょうか。そんななか、ママスタコミュニティには生後2ヶ月のお子さんを育てている投稿者さんからこんな心配になる投稿が。
『2時間以上泣きっぱなし。ミルク飲まない、抱っこ紐しても何しても泣き止まない。救急外来行くべき?』
ミルクを飲ませようとしても飲みたがらず、抱っこ紐で抱っこをしても泣き止まないという投稿者さんのお子さん。小児救急電話相談の電話番号に何度も電話をするも繋がらないため、どう対応したらいいのか困惑しています。投稿された時間は午後10時過ぎと夜遅かったため、今すぐに病院に駆け込むには救急外来しかありません。「すぐに救急外来に行ったほうがいいのか?」とママたちにアドバイスを求めていました。この緊急事態の投稿にママたちはどのようなコメントを寄せたのでしょうか。そして赤ちゃんが泣き止まない理由とはなんだったのでしょうか。

熱、便秘、室温、指に髪の毛が絡まっている可能性は?


『熱は? 便は出てる?』
『泣き止まない以外に何か様子がおかしいとか、気になることある?』
『暑いとか?』
便秘気味でうんちがあまり出ていないという投稿者さんの赤ちゃん。「あまりにも泣きすぎて外の散歩とか何してもだめで、正常な判断ができない」と投稿者さんは途方に暮れている様子でした。そんな中でママたちからは熱の有無や室内の温度など、小さなことでもいいから何か気になることはない? と心配する声がありました。
『暑いんじゃないの? 着せるものを1枚少なくしてエアコンの温度下げてみたら? 小さい保冷剤とかガーゼのタオルに包んで少し首とかに当ててあげるとか。あなたが快適って思ってても、子どもは体温が高いから快適とは限らないよ』
『足の指とかに髪の毛が絡まってない?』
赤ちゃんがお腹もすいていないしオムツも濡れていないのに泣き続けているということは、何かしらの不快感を覚えている可能性が高いでしょう。体温が高い赤ちゃんにとっては洋服の着せすぎで暑さを感じたり、大人が心地いいと感じる室温が暑すぎたりすることもあります。また髪の毛や糸が手や足の指などに絡んでしまい、血流が悪くなっている可能性も。産後は抜け毛がどうしても多い状態なので、これくらいの月齢の頃はママの髪の毛が赤ちゃんの指に絡んでしまうことも珍しくありません。顔やお腹など日頃からよく気にしている部位だけでなく、手足など体をくまなく様子見ることで、赤ちゃんの異変に気付くことができるかもしれませんね。

「何か気になることがあるなら救急外来ではなく明日の朝に病院に行く」というママも

『泣く元気があるからとりあえず救急は連れて行かない。泣く元気もなくぐったりしていたら連れて行く』
『便秘ならお腹痛いのかな? 3時間以上泣き続けてたら受診するかも』
一方で投稿者さんの状況を知った上で「今すぐに救急外来には行かずにもう少し様子を見る」としていたママたちもいました。「病院に来られても迷惑」というコメントは、同じようにわが子が原因もわからずずっと泣き続けた経験があるからこそのアドバイスなのかもしれませんね。また「泣き続けていたら様子を見るけど、ぐったりとして元気がなければ連れて行く」「3時間以上泣き続けていたら病院を受診する」とコメントしていたママもいました。今すぐにどうすべきか悩んでいる投稿者さんですが、「あと30分以上もこの調子なら連れて行く」「泣き止んだとしても元気がなさそうなら連れて行く」などと、自分なりの基準を設けることで行動の目途が立つのではないでしょうか。
『赤ちゃんって何かできるようになる前ってすごく泣くんだって。泣かれると辛くなるけど、何か成長が見れるのかなーって思いながら乗り切ったよ』
「何をしても泣き止まない。なんだか様子が変だな?」と赤ちゃんの異変が気になっても、今日はもう夜遅いからと朝まで様子を見たところ、翌朝にはケロっと元気になっていたという経験があるママは少なくないのでしょう。特に初めての子育てだと「赤ちゃんが泣き続ける」という状況は不安や恐怖がつきまといがちです。そんな中で赤ちゃんは大人が想像できないような理由で泣くこともあることをコメントしていたママもいて、投稿者さんの不安に寄り添ってくれていました。

「なんかおかしい」と思ったら救急外来に行ってもいい!母親の勘を信じて


『「やっぱり何か変だな」と思い、救急外来に行きました。病気があり、入院です。 みなさまお返事ありがとうございます。救急外来行くべき基準ってあるけど今回、熱はなく、泣きっぱなしとミルクを飲まないだけでは判断に困りますね。どこからが「行くべき」なのか、素人じゃわからないですね』
最初の投稿を寄せてから数時間後に、最終的には夜間の救急外来を受診したことを報告していた投稿者さん。受診したところ、詳細はわかりませんが赤ちゃんは入院することになりました。ママたちのアドバイスを参考にしつつも、目の前にいるわが子の様子に直感で違和感を覚えたことがこうした結果になったようです。一般外来の時間外に病院を受診するのは勇気がいることですし、「まさかこんなことで病院に行くなんて」と消極的になるのは仕方がありません。

しかし毎日一緒にいるわが子に少しでも違和感や不安を覚えたら、その感覚を大事にすることも時には必要なことでしょう。たとえ救急外来を受診した結果が何ともなかったとしても、家にいてはぬぐい切れない安心を買う意味でも価値はあります。そして失敗を繰り返しながらわが子のことをより深く、細かく知っていき、母親としての自信や勘を得ていくのではないでしょうか。

子育てをしていると投稿者さんと同じように、「なんかおかしいけど病院に行くべきかわからない」というタイミングはたくさんありますよね。予想や勘が外れる可能性はあっても、何かがあってから後悔するのは遅すぎます。子どもの様子に小さな異変を感じたときには、空振りでもいいから自分の勘を信じることが大切ですね。

文・AKI 編集・みやび イラスト・水戸さゆこ

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