100万円を定期預金に預けるとき、元利自動継続と元金自動継続のどちらを選ぶ?

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2022年10月06日 19:31  All About

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定期預金に預けるときの元利自動継続と元金自動継続について、専門家が回答します。
お金を貯めたい、家計を守りたい、と思っていても、お金にまつわることは難しい……と感じている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。

今回は、定期預金に預けるときの元利自動継続と元金自動継続についてです。

Q:元利自動継続と元金自動継続、どちらがいい?

「定期預金100万円を預けようとして、元利自動継続と元金自動継続を選ぶ欄がでてきたのですが、どういう意味ですか? どっちにしたらいいですか?」(匿名希望)

A:お金を増やすのであれば、元利継続を選択した方がよいでしょう。元利継続は複利効果がありますので、元金継続よりも増やすことができる場合があります

定期預金に申し込みをすると、満期後の取り扱いについて選択することになります。「満期日が来たら継続しないで、普通預金に預け替えして引き出しできるようにする」または「前年と同じ条件で自動的に継続をする」のどちらかを選びます。

そして自動継続を選択すると、次に、満期時の利息の取り扱い方法を、「元利継続」または「元金継続」との2つの方法から選択することになります。この2つの違いとは以下のようなものです。

元利継続

満期日を迎えたときに、前回預け入れた期間と同じ円定期預金に、当初預け入れた定期預金の元金プラス税引き後の利息を、新しい元金として自動継続することです。利息がプラスされるため満期日以降の元金が当初より多くなります。

元金継続

満期日を迎えたときに、前回預け入れた期間と同じ円定期預金に、当初預け入れた定期預金の元金のみを、新しい元金として自動継続し、税引き後の利息は普通預金に入金させる方法です。

元利継続は、定期預金に100万円を1年間預けた場合、最初の1年後に満期を迎えて利息がつきます。満期日以降の新しい元金として、最初の元金100万円+税引き後の利息が預け入れられることになります。つまり1年ごとに税引き後の受取利息の分が増え、その金額に対して、さらに1年後に利息がつくということです。利息が利息を生み、ふくらんでいく、いわゆる「複利効果」が得られるということになります。

元金継続は、100万円の定期預金が満期日を迎えたとき、満期日以降、当初の元金100万円のみを、前年と同じ条件で、再び定期預金に自動的に継続させる仕組みです。満期日の税引き後の利息部分は、普通預金口座に入金されて受け取ることになります。つまり、元金は100万円から増えていくことがありませんが、少なくとも、利息分を定期的に受け取ることができます。

なるべく定期預金でお金を増やしていきたい場合は、「複利効果」を考えると、元利継続を選択する方がいいと思います。預け入れ期間が長期間になるほど、元利継続で増えるお金は大きくなりますよね。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • どちらも選ばない。満期解約するのがいい。ボーナス月には、複数のネット銀行がキャンペーン金利を出すが、それは初回預入限定の金利なんだよ。
    • イイネ!9
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