スポルティング指揮官、C・ロナウドの帰還を否定「全員の夢だが…金がない」

スポルティングを率いるルベン・アモリム監督が、マンチェスター・Uに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得する可能性に言及した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。

　昨年夏にマンチェスター・Uへの電撃復帰を果たしたC・ロナウドは、昨季の公式戦で39試合24ゴールを記録。しかし、チームがチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃すと、C・ロナウドは今夏の退団を希望し、“家庭の事情”によりタイでのプレシーズンツアーに参加しなかった。結局マンチェスター・Uに残留したものの、エリック・テン・ハフ新監督の下では出場時間が限られ、今季のプレミアリーグでの先発は2試合にとどまっている。

　クラブとの確執が表面化しつつあるなか、C・ロナウドは1月の移籍市場での退団が噂されており、同選手がプロキャリアをスタートさせたスポルティングも移籍先候補の一つに挙がっていた。しかし、アモリム監督は、財政的な事情を理由に、C・ロナウドの獲得は困難だと語っている。

「（C・ロナウドを獲得するかは）わからない。彼はマンチェスター・Uに所属している、トッププレイヤーだ。スポルティングの誰もが、クリスティアーノの帰還を夢見ている。だから、この問題には口出ししたくない。彼はトッププレイヤーであり、今後数カ月間もそうあり続けるだろう。私たちには、彼に給与を支払えるだけのお金がないんだ」