スペイン随一の“名伯楽”が切望? セビージャ、MF鎌田大地に関心…早ければ来年1月にも実現か

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2022年11月01日 19:16  サッカーキング

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セビージャが鎌田の獲得に関心示す [写真]=Getty Images
セビージャは、フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の獲得に関心を寄せているようだ。スペインメディア『fichajes』や、地元メディア『ORGULLO DE NERVION』が10月30日から31日にかけて報じている。

 フレン・ロペテギ政権4年目となる2022−23シーズン、セビージャはMFイスコらを新戦力として迎えた。しかし、今夏の移籍市場で退団したDFディエゴ・カルロスとDFジュール・クンデの穴を埋められずに、公式戦開幕10試合でわずか1勝とスタートダッシュに失敗。成績不振に喘いだセビージャは10月5日にロペテギ氏の解任を発表し、後任にはホルヘ・サンパオリ監督を据えた。サンパオリ新体制以降、公式戦7試合で2勝3分2敗と持ち直したように見えるが、直近のラ・リーガでは2連敗を喫しており、第12節終了時点で降格圏の18位に沈んでいる。

 チャンピオンズリーグ(CL)ではグループ3位が確定しており、ヨーロッパリーグ・プレーオフステージに回ることになるセビージャ。同大会を勝ち抜けば、来シーズンのCL出場権を確保できるものの、ラ・リーガで残留争いに巻き込まれている現状を鑑みると、今後はリーグ戦に重きを置いた戦いになるだろう。ラ・リーガ残留とチーム作りに取り組みつつ、来シーズン再び上位争いに食い込んでいくことが目標となってくる。そしてセビージャは、早くも来夏の新戦力候補を精査しており、その中には鎌田大地の名前も挙がっているようだ。

 フランクフルトとの現行契約が来夏に満了を迎える鎌田の獲得に向けて、セビージャは動きを見せている模様。『fichajes』は「ヨーロッパリーグ王者の主力選手である彼は、セビージャのサンパオリ監督にとって、何カラットもの価値となるとだろう」と鎌田のポテンシャルを絶賛。さらに『La Sevilla Futbolera』は、「契約満了を迎えるタイミングを利用して、ある程度の金額を支払ってでも契約したいと考えているようだ」と報じている。

 また『ORGULLO DE NERVION』は、来年1月の冬の移籍市場で鎌田がセビージャに加入する可能性もあることを指摘した。セビージャのスポーツ・ディレクター職に就くモンチ氏は、チームの攻撃面での課題解決に向けて、以前から調査を進めていた鎌田が適任であると考えているようだ。さらに報道によると、同選手がフランクフルトとの契約延長を望んでいないこと、仮に1月に獲得に動いたとしても金銭的に余裕があることも併せて伝えている。

 これまでにもDFダニエウ・アウヴェスやMFイヴァン・ラキティッチらの才能を見出してきたスペイン随一の“名伯楽”モンチSD。そんな同SDをも虜にした鎌田は、『ラモン・サンチェス・ピスフアン(セビージャの本拠地)』でプレーすることとなるのだろうか。

このニュースに関するつぶやき

  • そのモンチSDがチームを破壊しちゃったんだけどね。セビージャか、馴染むまで時間かかりそうだけどゲームには出られそうだね。
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