ヤクルト・村上宗隆が将来的なメジャー挑戦に言及「早ければ早いほうがいい」

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2022年11月14日 16:32  ベースボールキング

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ヤクルト・村上宗隆 [写真=別府勉]
◆ 「現実的な数字はすべて狙いたい」

 ヤクルトの村上宗隆選手(22)が14日、都内の日本記者クラブで会見を行った。

 今季は日本選手最多のシーズン56本塁打を達成したほか、史上最年少での三冠王を獲得。印象に残るシーンにも、この偉大な記録を決めたシーズン最終戦を挙げた。


 56号まであと1本に迫る中で苦しんでいたが、シーズン最終戦の最後の打席で見事に快挙を達成。文句なしの成績を収めた村上だが、後悔もあるという。

 「50号を打ったあたりに、シーズン終盤、あと5本、王さんに並べるぐらいのホームランを打てればいいかなという目標を立ててしまった。そこでもっと自分に期待して、60号だったり、61本だったりという目標をそこで立てておけば、また違う結果が生まれたのかなと思うので、そこはひとつ後悔です」


 自分の可能性を信じているからこそ、満足はしない。

 「現実的な数字はすべて狙いたいなと思います」。来季こそ、プロ野球記録であるシーズン60本塁打の更新、2年連続の三冠王への期待もかかる。


◆ 「日本一を取り返しにいきたい」

 そして会見では、将来的なメジャーリーグ挑戦についての思いも口にした。

 「アメリカでプレーする権利を得られる選手は限られた選手なので、もちろん挑戦したいという思いはあります。それが何歳になるかまだわからないですけど、まだ僕自身若いので、早ければ早いほうがいいなと自分の中では思っている。行けるのであれば早く行きたい」
 
 プロ入りして5年間で数々の記録を塗り替え、日本球界を代表する選手に成長した男は、正直な気持ちを言葉にした。

 まだ22歳の村上だが、海を渡ってプレーする姿はそう遠くない未来かもしれない。


 そのためにも、来季もヤクルトの不動の4番として活躍する。「日本一になれなかった悔しさがある。来年はリーグ3連覇と日本一を取り返しにいきたい」と誓った背番号55。

 来季はさらにどんな活躍を見せてくれるのか。期待は高まるばかりだ。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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  • 速球と動くボールにやられて苦労する姿が想像つきます
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