ヘンリー王子とメーガン妃、エルトン・ジョンに感謝「母の友人でいてくれてありがとう」「あなたのことを誇りに思う」

ヘンリー王子とメーガン妃が、英歌手エルトン・ジョンに個人的なメッセージを送る姿が公開された。夫妻が登場したのは、エルトンの北米ツアー最終公演前に配信された動画だ。エルトンは故ダイアナ妃の友人だったことから、王子と長期にわたって親交を続けている。ヘンリー王子は北米ツアーを終えるエルトンを称賛し、「母の友人でいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。

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エルトン・ジョンが現地時間20日、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで北米ツアー最終日を飾るライブを開催した。当日のコンサートの様子は「Disney+（ディズニープラス）」で『エルトン・ジョン・ライヴ：Farewell From Dodger Stadium』として生配信された。

2018年9月に開幕したワールドツアー『Farewell Yellow Brick Road』は、パンデミック中に一時中断したものの現在は再開しており、来年夏まで続く予定だ。エルトンはこのツアーを最後にステージから離れ、今後は家族と過ごすと発表している。

「Disney+」は北米ツアー最終公演に先立ち、エルトンと親交のあるセレブ達からのメッセージ動画を配信した。その中に、ヘンリー王子とメーガン妃が現れたのだ。

夫妻の背後にあるブルーのドアには、2人が運営する慈善団体「アーチウェル」のロゴが貼られていることから、動画は同団体のオフィスで撮影したとみられる。

映像が始まると、白いシャツにネイビーブルーのスーツ姿のヘンリー王子と、ブラウンの丸首トップスを着たメーガン妃が寄り添って立ち、エルトンに向かって挨拶をした。

まずはメーガン妃が「エルトン、おめでとうございます。あなたのことをとても誇りに思い、お別れツアーで会えたことに感謝しています」と述べた。

続いてヘンリー王子が「何十年もの間、みんなを楽しませてくれてありがとう」と言い、エルトンに個人的な感謝を伝えた。

「僕の母の友人でいてくれてありがとう。僕達の友人であり、子供達の友人でいてくれることに感謝します。世界中の人々を楽しませてくれてありがとう。」

そして「これが正式な引退になるとしても、最後のギグにはならないことを僕達は知ってる。愛してるよ。あなたの素晴らしいキャリアを祝福します」と加えた。

映像の最後には、メーガン妃がヘンリー王子の肩に頭を置き、カメラに向かって投げキスをしていた。

エルトンは生前のダイアナ妃と親しくしており、妃が1997年に事故死した後にはヘンリー王子と深い親交を続けている。2018年には夫のデヴィッド・ファーニッシュとともに、王子とメーガン妃のロイヤルウェディングに出席した。

2019年には、エルトンが所有する南フランスにある邸宅とプライベート機をヘンリー王子夫妻に貸し出したが、環境問題に取り組む夫妻がプライベート機を利用したことに批判が殺到した。

するとエルトンは自身のTwitterで「メディアが歪曲した悪意のある報道をしたことに深く心を痛めている」と2人を擁護。そして「ヘンリー王子の環境への取り組みを支援するため、カーボンニュートラルな航空機を提供した」と釈明していた。



画像は『The Royal Family　2019年7月15日付Instagram「The Duke ＆ Duchess of Sussex have attended the European Premiere of The Lion King film.」』『Disney+　2022年11月20日付Instagram「One of the greatest send-offs of all time.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）