RAISE A SUILEN小原莉子&Raychell、愛用ギター&ベースに自信「バンドリ!をキッカケに楽器を始めた方にもオススメしたい」

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2022年11月30日 10:00  ORICON NEWS

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最新シングル「THE WAY OF LIFE」インタビューに登場したRAISE A SUILEN(左から)倉知玲鳳、夏芽、Raychell、紡木吏佐、小原莉子 Photo by 江隈麗志 (C)ORICON NewS inc.
 アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなど、さまざまなメディアミックスを展開する次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」から生まれた第3のリアルバンド・RAISE A SUILEN(レイズアスイレン)が、11月30日に最新シングル「THE WAY OF LIFE」をリリースした。

【写真】“らしさ”全開の最新シングル「THE WAY OF LIFE」をリリースしたRAISE A SUILEN

 ORICON NEWSは同作の発売に際し、メンバー全員に同作への思いを聞くインタビューを実施。さらに、ギタリストの小原莉子とベース&ボーカルのRaychellには、現在ライブで使用している愛用機材についても語ってもらった。

■「すごくピュアで、ハイブリッドなギター」小原を魅了するストランドバーグ製メインギター

――現在ライブで使用されているstrandberg(ストランドバーグ)の「Boden J6 RAS LOCK-Caribbean Light Blue-」は、小原さん演じるキャラクター・ロックが作中で使用しているギターを完全再現したモデルです。まず見た目の印象から聞かせていただけますか?

【小原】やっぱり一番の特徴は、12フレットに入っているインレイでしょうか。RAISE A SUILENならではのヘッドフォン型になっていて。色も“カリビアンライトブルー”というオリジナルカラーになっていて、すごく爽やかな見た目だなという印象ですね。

――本モデルが完成する以前も同ブランドのギターを使用されていましたが、ストランドバーグのギター自体にはどんな印象を持っていますか?

【小原】弾く人に合わせた形になっていることがポイントになると思います。もともとストランドバーグのギターは人間工学にもとづいて設計されているみたいで、フレットが斜めに打ってある“ファンフレット”という仕様になっていますし、今まで自分が持っていたギターの中でも一番軽いんです。

――音色面ではいかがですか?

【小原】音自体はすごくピュアで、いろいろな楽曲やプレイスタイルに対応してくれる、ハイブリッドなギターだなという印象です。6弦モデルはフィッシュマンの「フルエンス」というピックアップが載っているので、エフェクターやアンプによらず、チャキッとしたキレイなクリーンからゴリッとした歪みまで作れますし、メイプル指板だからわりと硬めのサウンドということもあって、カッティングとか繊細なプレイもマッチしてくれます。コントロールもオーソドックスな仕様なので、初心者の方でも扱いやすいと思いますね。バンドリ!をキッカケに楽器を始めた方にもオススメしたいです。

――盛りだくさんなギターですが、小原さんが一番好きな部分はどこですか?

【小原】え〜!どこだろう…。好きなところはたくさんありますけど、やっぱりヘッドレスのデザインかなぁ。とても特徴的ですよね。「ペグがないのにどこでチューニングしているの?」ってよく聞かれたりして、話のキッカケにもなりますから(笑)。実際はブリッジ側にペグがついているんですが、そういったことも含めて機能性と見た目のインパクトを兼ね備えたギターだなと思いますし、男性も女性も使えるデザインになっているところが素敵だなって思っています。

■曲調の幅広さに対応するべくチューニングごとに用意された4本のメイン器

 「Boden J6 RAS LOCK-Caribbean Light Blue-」は、先鋭的な技術が凝縮されたストランドバーグ製のギターで、同社の代表機種「Boden 6」をもとに透明感あふれる“カリビアンライトブルー”で彩った1本。同モデルは、丸みを帯びた一般的なネックグリップとは異なる台形状のエンデュアネックをはじめ、従来のギターと一線を画す仕様がふんだんに盛り込まれたモデルになる。

 独自設計のブリッジは、筒状の本体とペグを一体化させた構造で、シンプルながら弦高調整やオクターブチューニングにも対応している。このブリッジをはじめ、本器で採用されている金属部品はすべて航空機にも使用されている、軽量で硬質なアルミニウムで製作されており、優れた音響特性にも影響を与えている。

 ピックアップには、フロント/リア共にフィッシュマン製「フルエンス」を搭載。独自開発のコイルレス構造を採用したことで、ハムノイズなどとは無縁になり、結果として小原がこのモデルの特徴として挙げている“ピュアなギタートーン”を実現している。

 小原は現在、レギュラーチューニング用/ドロップDチューニング用/ドロップCチューニング用/ドロップC#チューニング用として計4本を配備しつつ、7弦仕様の「Boden J7 RAS LOCK-Caribbean Light Blue-」もセットしている。

 7弦仕様のモデルには、アルダーボディーバックの採用やEMG製アクティブピックアップ「707-X」の搭載など、よりヘヴィなサウンドを出力するためのスペックが付与された。ローステッドメイプルネックやボディーカラー、ヘッドフォン型の蓄光インレイなどはそのまま活かされている。

■絶対的なメインアンプと多彩なエフェクター群で作り上げられる小原のギターサウンド

 小原のアンプは、メサ・ブギー製「トリプル・クラウンTC-100」(ヘッドアンプ)と同社製「2 ×12レクチファイヤー・ホライゾンタル」(スピーカーキャビネット)という組み合わせ。歪み量やサウンドキャラクターが異なる3つのチャンネルを楽曲や場面毎に使い分け、足下のエフェクターで色付けを行っていく。

 会場の規模感や音響特性に合わせて微調整が施されるものの、ゲイン量はいずれのチャンネルも12 〜15時付近と比較的高めに設定されている。一方、最もハイゲインなHIチャンネルではベースをやや抑えつつプレゼンスで高域を強調し、LOチャンネルとCLEANチャンネルでは中音域を押し出す等、各チャンネルの特性に合わせたEQセッティングが施されている。

 エフェクターボードは、上段にフォーティン・アンプリフィケーション製「ズール」(ノイズリダクション)と「ローチ」(スプリッター)、中段左からJHSペダルズ製「スプリング・タンク・リバーブ」、エレクトロ・ハーモニックス製「バッド・ストーン」(フェイズシフター)、マッド・プロフェッサー製「フォレスト・グリーン・コンプレッサー」と「スウィート・ハニー・オーバードライブ」、エレクトロ・ハーモニックス製「ナノPOG」(オクターバー)、デジテック製「ドロップ」(ピッチシフター)、ダダリオ製「PW-CT-20」(チューナー)、下段にBOSS製「DD-500」(ディレイ)と「EQ-200」が並ぶ。それらを下段中央のエレクトロ・ハーモニックス製「スーパー・スイッチャー」で制御している。

■1本1本の“個性”が際立つRaychellのメインベース「“自分だけのもの”という愛着がすごく沸きます」

――現在ライブで使用されているSpector(スペクター)の「EURO4 LX RAS LAYER-Twilight Amber-」は、Raychellさんが演じているキャラクター・レイヤが作中で使用しているベースを完全再現したモデルです。まず見た目の印象から聞かせていただけますか?

【Raychell】スケールが長い(34インチ/864ミリ)なので、身長の高い方やパフォーマンスを派手に魅せたい方にオススメしたいベースです。フィニッシュも“トワイライトアンバー”というオリジナルカラーになっていて、演奏するときのインパクトがすごくありますし、部屋に飾っていてもオシャレだなって思います。

――杢目のすさまじさも特徴になりますよね。

【Raychell】はい、本当に好きなポイントです。当然ながら、1本1本で杢目の入り方が違うんですよ。木がしっかりと生きていたことを感じますし、同じモデルを買ったとしても自分だけのオリジナルデザインに出会えるんですね。“自分だけのもの”という愛着がすごく沸きますよね。

――音色面ではいかがですか?

【Raychell】サウンドとしては馴染みやすい音だなという印象です。RAISE A SUILENのような激しいロック系にも合いますし、デジタル楽器の音ともすごくマッチしてくれるなと。個性的な見た目ではあるんですが、クセが強すぎないといいますか。音のまとまりがよくて、ほかの楽器と棲み分けやすいところも特徴になる気がしますね。あとは、アンプやエフェクターとの組み合わせ次第でいかようにでもキャラクターを変化させていけるので、初めてベースを触る方でも扱いやすいモデルなんじゃないかと思います。

――曲調の拡大に対応するべく、近年では5弦仕様の「EURO5 LX-PJ RAS LAYER-Twilight Amber-」も使用されるようになってきましたね。

【Raychell】はい。演奏や曲調の振り幅がグッと拡がって、弾いていて純粋に楽しいです。ただ、4弦と5弦ではまったく別の楽器といった感覚で、慣れるまで時間がかかりました。ネックの太さも指板の広さも違ってきますから、指の回し方や押弦の力加減から研究していったんです。結果、4弦には4弦の良さ、5弦には5弦の良さがあることも知りました。

――5弦モデルの印象は?

【Raychell】“兄貴分”といった感じでしょうか(笑)。4弦よりスケールが長く(35インチ/889ミリ)なっていますし、重くもなっていて。ローBの帯域まで鳴らしてくれることも含めたドッシリ感が、兄貴!という感じを出してくれていますね。

■ゴージャスなスペックと上質なサウンド、演奏性の高さを兼ね備えたRaychellの“相棒”

 「EURO4 LX RAS LAYER-Twilight Amber-」は、スペクターの名器「NS-2」の遺伝子を受け継ぐ「EURO4」に、Raychellのこだわりを融合させて完成したコラボレートモデル。グラファイト・ロッドで補強された3ピースメイプルネックや、“マザー・オブ・パール・クラウン”インレイが施されたローズウッド指板など、厳選された木材をぜいたくに使用した1本になる。

 最終24フレットまでスムーズな運指を約束してくれるスルーネック構造や高級感を演出するゴールドハードウェアなど、サウンド/演奏性/見た目の面で理想的な仕上がりになっていることもポイント。ボディーは人間工学に基づいたカーブドトップ&バックに、フィギュアドメイプルトップ(アルダー&ウォルナット・バック)のウィングを組み合わせ、“トワイライトアンバー”と名付けられた特注カラーが採用されている。

 コントロール部は、スタック式のフロント&リアピックアップボリュームに加え、ハイミッド/ミッド/ベースという3バンドEQも装備。さらに、ダークグラス製のプリアンプ「トーン・カプセル」を搭載したことで、一層音の芯が太く強くなり、クリアに響く仕様に。ピックアップには、モダンなEDMを基調にするRAISE A SUILENサウンドに欠かせないクリアさと、ファットな低音域を兼ね備えたEMG製P&Jタイプが搭載されている。

 Raychellは現在、2本の4弦モデルをレギュラーチューニング用とドロップDチューニング用としてセットしつつ、楽曲によって5弦仕様の「EURO5 LX-PJ RAS LAYER-Twilight Amber-」も起用する。ルックス面は4弦モデルの風合いが踏襲されているものの、ノードストランド製ピックアップ「NPJ5S」やエボニー指板の採用によって、異なる個性を生み出している。

■ダークグラス・エレクトロニクス製アンプ&プリアンプをベーシックに据えたRaychellのサウンドシステム

 Raychellのアンプは、RAISE A SUILENの始動当初から愛用し続けているダークグラス・エレクトロニクス製「マイクロチューブス900」(ヘッドアンプ)と「DG410C」(スピーカーキャビネット)の組み合わせ。ヘッドとキャビネットの間にはシュア製UR4D(ワイヤレスシステム)が配備され、キャビネット上にはBOSS製「FV-500L」(ボリュームペダル)とラジアル製J48(アクティブD.I.ボックス)もセット。

 エフェクターボードには、上段にダークグラス・エレクトロニクス製「マイクロチューブスX」(ディストーション)、エレクトロ・ハーモニックス製「ベース・モノ・シンセ」、中段左からダークグラス・エレクトロニクス製「マイクロチューブスB7KウルトラV2」(プリアンプ)と「アルファ・オメガ・ウルトラ」(プリアンプ)、「ハイパー・ルミナル」(コンプレッサー)、「デュアリティー」(ファズ)が並ぶ。

 下段にはJHS製モディファイボリュームペダルとダダリオ製「PW-CT-20」(チューナー)というラインナップを揃え、カスタム・オーディオ・ジャパン製「ループ・アンド・リンクII」(スイッチングシステム)で統括している。アンプ側でベース・サウンドの大枠を構築し、歪み等は足下で作り上げていくスタイルとなる。
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