セリーヌ・ディオン、100万人に1人の難病を告白 ヨーロッパツアー延期に心痛

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2022年12月09日 11:41  Techinsight Japan

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稀な神経疾患を告白したセリーヌ・ディオン
カナダの歌姫セリーヌ・ディオンが、稀な神経疾患の診断を受けたことを自身のSNSで涙をこらえながら明かした。歌とファンを心から愛するセリーヌは、今後のコンサート日程をキャンセル、および延期しなければならない状況に「心が痛む」と語った。

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現地時間8日、セリーヌ・ディオンはInstagramの動画にて稀な神経疾患である「スティッフパーソン症候群(SPS)」と診断されたことを明かし、「100万人に1人くらいの割合で発症する」と英語とフランス語の両方で説明した。

スティッフパーソン・シンドローム研究財団によると、この疾患は「中枢神経系、特に脳と脊髄に影響を与え、重症化した場合は車椅子生活や寝たきりになることもある」という。

また自己免疫疾患を伴うため、「過硬直、衰弱性疼痛、慢性不安、関節を脱臼し、骨を壊すほど激しい筋肉の痙攣」といった症状もあるという。

セリーヌは、自身が抱えている具体的な問題についてこう語った。

「この稀な疾患についてはまだ解明されていませんが、私が抱えている痙攣はすべてこの疾患が原因であることが分かっています。残念ながら、この痙攣は私の日常生活のあらゆる面に影響を及ぼし、時には歩くのが困難になったり、声帯を使っていつものように歌うことができなくなったりします。」

セリーヌは治療に専念するため、ヨーロッパ公演を延期しなければならないことをファンに説明した。

「今日、皆さんにお伝えするのは辛いのですが、これは2月のヨーロッパでのツアー再開の準備が整わないということです。私のそばには、回復のために尽力してくれる素晴らしい医師団と私を支え希望を与えてくれる大切な子供達がいます。」

セリーヌは亡き夫との間にレネ・チャールズさん(21)と12歳の双子、エディ君とネルソン君をもうけた。

2023年春の公演は2024年に延期され、2023年夏の公演のうち8公演(2023年5月31日から7月17日の予定)が完全にキャンセルされた。

セリーヌはさらにこう続けた。

「スポーツ医学のセラピストと一緒に、体力と再びパフォーマンスを発揮する能力を取り戻すために懸命に取り組んでいます。でも正直言って、それは大変なことです。」

しかしセリーヌは、再びパフォーマンスすることを諦めてはいないという。

「私が知っているのは歌だけ。それは私が人生でずっとやってきたことで私が最も好きなことなの。」


そしてファンへの愛をこのように表現した。

「あなた達がとても恋しいわ。みんなに会えなくて寂しい。ステージに立ち、あなた達のために演奏したいわ。私はいつも100%の力でショーに臨んでいるけど、今は私の体調がそれを許さないの。」


セリーヌは現在、健康を第一に考え、日々力を付けることに集中している。セリーヌはファンから寄せられた励ましの言葉に感謝しこう述べた。

「本当にありがとうございました。これは私にとって大きな意味を持ちます。皆さんもお元気で。私はあなた達をとても愛しています。本当に近いうちにまた会えることを願っています。」



画像4枚目は『Céline Dion 2022年5月8日付Instagram「This Mother’s Day,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)
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