ATSUSHI、東京ドームでEXILEへ“完全復活”宣言 TAKAHIRO「おかえりなさーい!」

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2022年12月22日 16:51  Techinsight Japan

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東京ドームで抱き合う、EXILEに完全復帰宣言したATSUSHI
デビュー20周年のダンス&ヴォーカルグループ「EXILE」が21日、有観客初となるクリスマスライブ『EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH” 〜Christmas Special〜』の最終公演を開催した。このツアーファイナルをもって、2022年のツアー総動員数100万人を突破したEXILE。同公演にはATSUSHIを含む14人のEXILEに加えて、オリジナルメンバーであるMATSU、ÜSA、MAKIDAIが参加、さらに2020年にEXILEを勇退していたATSUSHIがEXILEへの完全復活を宣言するサプライズがあった。

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12月10日・11日に京セラドーム大阪、12月20日・21日に東京ドームでライブを開催したEXILE。ここにはEXILEに限定復活していたATSUSHIや、オリジナルメンバーであるMATSU、ÜSA、MAKIDAIが7年ぶりにスペシャルメンバーとして参加した。


5万3000人のファンが集結した東京ドームのステージに新生EXILEを牽引してきたTAKAHIROとAKIRAが先陣を切って現れると、他のメンバーたちも各自の“願いの力”を象徴したカラージャケットに身を包んで続々とメインステージに登場。最後にATSUSHIが加わり“POWER OF WISH”を象徴する“W”を形成すると、代表曲『Rising Sun』により最終公演がスタートした。


『POWER OF WISH』『Heads or Tails』『I Wish For You』『WON’T BE LONG』と人気曲を立て続けに披露すると、『24WORLD』、20周年のメモリアルソングとしてTAKAHIROとSHOKICHIが制作した『BE THE ONE』に繋げ、EXILE THE SECONDのパートへ。メンバーだった黒木啓司が芸能界をこの10月末で引退したため、言わば“新生”EXILE THE SECONDとなる。『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』『SUPER FLY』などをパフォーマンスし、SHOKICHIが「この5人のEXILE THE SECONDも、応援よろしくお願いします!」と呼びかけると、観客もこれに応えた。


続いてステージに舞い込んだのは、7年前にMATSU、ÜSA、MAKIDAI勇退時のラストツアーを飾った『AMAZING WORLD』。ATSUSHIとTAKAHIROの歌声に導かれ、ステージ上部のLEDモニターにスペシャルメンバーが順番に映し出されると、大きな拍手と歓声があがる。『Together』などを披露した後は、MCタイムへ。MATSUは「東京ドームのみなさん、元気ですか? 盛り上がってますか〜!?」とハイテンションに、MAKIDAIは「今日が一番だと思えるように、最高のライブを一緒に作っていきましょう!」と真摯に呼びかけ、ÜSAは「今日は体で、“LOVE DREAM HAPPINESS”を詰め込んでお届けするので、よろしくお願いします!」と改めて挨拶した。そして、ATSUSHIが3人と一緒にパフォーマンスするために制作したという、最新ソロ曲『You Own My Heart』へ。ピアノを奏でるATSUSHIの歌声と3人の艶やかなダンスが会場を魅了した。


さらには“Christmas Special”にふさわしく『あなたへ』や『HOLY NIGHT』といったウィンターソングや『LAST CHRISTMAS』を披露。会場全体がクリスマスカラーに染まり、サンタクロースの衣装を着た会場のダンサーがクリスマスムードを盛り上げた。


このライブでは、ATSUSHI勇退前ラストの曲である『約束』をATSUSHIとTAKAHIROが熱唱したが、最後にATSUSHIの口から重大なメッセージが告げられた。「こんなことが許されるのかどうか分かりませんが…」と切り出したATSUSHIは「本日、限定復活を前言撤回させていただき、EXILE完全復活とさせていただきます!」と宣言。場内に沸き上がる拍手を代表してもともとEXILEファンだったというTAKAHIROも「おかえりなさーい!」と笑顔で出迎えた。


14人での再スタートを決めたEXILEは、岩田剛典の“年末特番風”曲紹介で気合いを入れると、17人でラストナンバー『Choo Choo TRAIN』へ。並び順は、“強めのポップ”がカッコよく決まった先頭・MATSUから、最後列でなんとか顔を覗かせようと必死な最年少・佐藤大樹まで。まるでパワフルなロールダンスが後輩に受け継がれていくかのようで、その姿はまさにEXILEが作り上げた20年の歴史そのものを感じさせた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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