中川家、結成16年以上の賞レース『THE SECOND』に「M-1より面白そう」 課題は審査員と賞金か

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2022年12月24日 18:01  Techinsight Japan

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『M-1』初代チャンピオンのため「出たいのに出られない」中川家
フジテレビが結成16年以上のコンビによる新たなお笑い賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜(仮)』の開催を発表した。2023年2月に予選がスタートして5月に決勝トーナメントを行うという。兄弟漫才コンビ・中川家(剛、礼二)は応募条件を満たしていないため参加できないが、大会自体には興味津々のようだ。誰が出場するのか期待する一方で、まだ明らかにされていない審査員と優勝賞金について気にしていた。

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22日に発表された『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜(仮)』の応募資格には「結成16年以上」、「全国ネットの漫才賞レース番組で優勝していないこと」とある。23日放送の『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で話題にしたところ、兄の剛は前々から「結成30年以上」のコンビによる賞レースの必要性を唱えていただけに「夢がある」と賛同しながら、自分たちは『M-1』初代チャンピオンなので「出たいのに出られない」と残念そうだった。

結成16年以上で上限がないだけに、師匠クラスのベテラン漫才師も出場する可能性がある。そのため剛は賞金について「1億円くらいはほしい。賞金でだめなら副賞で家2軒とハウスメーカーのCMに出る権利とか…」と気にしていた。実は22日深夜放送の『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)』で、野田クリスタルが「(昨年準優勝の)オズワルドでさえなかなか勝てない」ほど難関となった『M-1』の優勝賞金1千万円について「感覚で言うと5千万円ぐらい、副賞ならば家がほしい」と訴えており、賞レースの副賞に家を挙げる点は剛と一致している。

また中川家は『THE SECOND』の審査員について、「一般審査員かな? Dボタンとか?」、「Dボタンは冷めるねん」と思案していた。中川家と同期の構成作家・ユウキロック(元ハリガネロック)はYouTubeチャンネル「ユウキロックのエンタメウェビナー」で配信した『結成16年以上のM-1グランプリ「THE SECOND」3つの問題点』にて、8組のファイナリストによる決勝トーナメントの審査員について「20代までの一般視聴者」が良いのではないかと提言している。10年ほど前に開催された『MBS新世代漫才アワード』でお笑いペーパーテストを受けた上位1000人の高校生が審査員を務めた際、芸人の人気や年齢に関係なくきちんと評価することを実感したという。


ちなみに中川家は『THE SECOND』に出場してほしいコンビとして、西川のりお・上方よしお、ティーアップ、COWCOW、2丁拳銃、ナイツ、千鳥、なすなかにし、かまいたちといった多彩な顔ぶれを並べており、礼二が「M-1より面白いんちゃうか」とほのめかせば、剛も「渋いコンビやな。しっかり安定した漫才、しかも6分」と期待を膨らませていた。『M-1』はネタを披露する制限時間は4分だが『THE SECOND』は6分なので、中川家が常々話している導入部の「最初のつかみ」にたっぷり時間をかけられるからだ。ちなみに礼二は「囲碁将棋も…」と願っていたが、当の文田大介(囲碁将棋)は前日に結成16年以上のコンビによる賞レースを知って「絶対出ます」とツイートしていた。

画像3枚目は『ザ・ラジオショー【ニッポン放送・平日13時から!】 2022年12月23日付Twitter「#中川家ラジオショー 」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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