しまかぜ法律事務所は12月26日、交通死亡事故の遺族や交通事故の被害経験者向けのコラムにおいて最新記事「年末年始の交通事故にお気を付け下さい」を掲載した。
愛知県警察によると、同県内では例年12月が交通死亡事故が最も多くなっているとのこと。そのため、年末に向けて更なる安全運転が求められる。
特に日本海側では、強烈な寒波で大雪となっている地域があり、年末年始にかけても引き続き大雪の予報が出ている。帰省やレジャーなどで車を運転する場合には、最新の情報を確認した上で、より安全を心がけた運転をすることが重要となってくる。
まず、雪道を運転する際の注意事項としては、ノーマルタイヤでの雪道走行は交通違反となる点。
また、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪がある際には「チェーン規制」が発令されるが、発令された場合にはスタッドレスタイヤの上からチェーンを装着しないと走行が出来なくなる。
雪道で冬用のタイヤやチェーンを装着していない場合は、事故発生時、過失割合が加算される場合があるため、注意が必要とのこと。
同事務所では、年末年始に交通事故の被害に遭った際には、直接自賠責に保険金を請求し、自賠責の範囲内での保険金を回収。最終的には、弁護士基準との差額を請求する流れとなる。
そのほか、怪我をした場合やあおり運転の被害に遭った場合に応じた対処方法も公開している。(フォルサ)