プレスリーの一人娘、リサ・マリーが54歳で急死 2日前のインタビューでは不安定な様子も

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2023年01月14日 08:01  Techinsight Japan

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エルヴィスの愛娘リサ・マリーが54歳で急死(画像は『Lisa Marie Presley 2018年6月20日付Instagram「Flashback!!!」』のスクリーンショット)
故エルヴィス・プレスリーの一人娘で歌手のリサ・マリー・プレスリーが現地時間12日に急死した。54歳だった。米カリフォルニア州の自宅寝室で心停止となり、病院に搬送されたが意識は戻らなかったという。リサの母プリシラ・プレスリー(77)が声明文を発表し「深い悲しみに打ちひしがれている」と述べた。急死する2日前には「ゴールデン・グローブ賞」授賞式に出席したが、インタビューを受けた際に不安定な様子だったと報じられている。

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“キング・オブ・ロックンロール”で知られる伝説の歌手、故エルヴィス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーが、現地時間12日に死去したことが明らかになった。

同日、リサの母で女優のプリシラ・プレスリーが声明文を発表し「私の美しい娘リサ・マリーが、私達のもとを去ったという悲惨な知らせを共有しなければならず、深い悲しみに打ちひしがれています」と伝え、こう続けた。

「彼女は私が知る限り、最も情熱的で強くて愛情深い女性でした。この深い喪失に対処するため、プライバシーに配慮していただくようお願いします。皆様の愛と祈りに感謝します。現時点でこれ以上のコメントはありません。」

米メディア『TMZ』が報じたところによると、リサは米カリフォルニア州カラバサスの自宅寝室で、無反応の状態でいるのを家政婦に発見された。心停止の可能性があるとして救急隊が駆けつけ、病院に搬送されるも死亡が確認されたという。

急死する2日前の現地時間10日には、ビバリーヒルズで開催された第82回「ゴールデン・グローブ賞」授賞式に出席し、映画『エルヴィス』で父エルヴィス役を演じたオースティン・バトラー(31)が、主演男優賞を受賞する姿を見届けたばかりだった。

しかし会場のレッドカーペットでインタビューを受けた際には、隣にいた友人男性に「腕を掴むわよ」と言って寄りかかりながら話すなど、体調が不安定な様子も見受けられたという。

リサは1968年2月に米テネシー州で生まれ、“グレースランド”と呼ばれるプレスリーの大邸宅で音楽に囲まれて育った。1977年には父エルヴィスが自宅のバスルームで死亡しているのが発見された。死因は心臓発作だと公表されている。エルヴィスは42歳の若さで、当時リサはわずか9歳だった。


その後、リサは音楽の道に進むことを決意。2003年4月にリリースしたデビューアルバム『リサ・マリー・プレスリー(原題:To Whom It May Concern)』は、全米チャートで5位を獲得した。

エルヴィス没後30周年を迎えた2007年8月には、亡き父の楽曲『イン・ザ・ゲットー(原題:In the Ghetto)』で親子のデュエットを実現させていた。

プライベートでは、4度の結婚と離婚を繰り返していた。1985年にはリサが20歳の時、ミュージシャンのダニー・キーオ(58)と結婚。1989年には娘ライリーを、1992年には息子ベンジャミンさんが誕生したが、1994年に離婚した。

1994年から1996年までは、歌手の故マイケル・ジャクソン(享年50)と結婚。2002年から2004年までは俳優ニコラス・ケイジ(59)と交際した。ニコラスとはエルヴィスの没後25周年記念日に結婚したが、4か月に満たないうちに離婚した。

2006年にはギタリストでプロデューサーのマイケル・ロックウッド(61)と結婚し、2008年には双子の娘をもうけたが、2021年に離婚が成立した。

最初の夫ダニーとの息子ベンジャミンさんは2020年7月、27歳の若さで自宅のバスルームで自死したのが発見されている。



画像は『Lisa Marie Presley 2018年6月20日付Instagram「Flashback!!!」、2019年6月20日付Instagram「Mama Lion with cubs」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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