ウエストランド井口、実はいい人? ナイツ塙が『M-1』決勝の舞台裏を知って「アイツは徳を積んだね」

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2023年01月20日 15:31  Techinsight Japan

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ウエストランド井口は「結果を出してる」とナイツ塙
お笑いコンビ・ウエストランドは『M-1グランプリ2022』で優勝した直後からオファーが急増し、特に“毒舌漫才”で注目を集めた井口浩之は声が枯れてしまうほど多忙だという。ただ出演本数と好感度は比例しないのか、ネット上では「ウエストランド井口が嫌い」という声が少なくない。モデルでタレントの藤田ニコルは1月8日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)にゲスト出演した際、ウエストランドの話題になると「私は悪口を言う人は嫌いなので。ネタは面白かったけど人間性はあまり好きじゃないです」と偽らざる気持ちを吐露していた。しかし一方では井口の人柄を評価する声もある。『M-1』で審査員を務めたナイツ・塙宣之はラジオ番組でファイナリストのヨネダ2000(誠、愛)から井口浩之の言動を聞いて思わず唸った。

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19日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)にゲスト出演したヨネダ2000によると、『M-1』ファーストラウンドの中盤を過ぎて控え室に残ったのはウエストランド、キュウ、ダイヤモンド、そしてヨネダ2000で、偶然にも一般視聴者の優勝予想で下位の4組だった。出番を前に緊張した空気に包まれる控え室で、井口浩之は機転を利かせて「ピークは終わったからもういいよ」と声をかけたそうだ。「あとは好き勝手やろう! 大丈夫だよ、誰も優勝しないよこの中からは」としゃべり続ける井口のお陰でヨネダ2000は緊張せずに済み、DA PAMPのダンスを取り入れて話題になった餅つきのリズムネタを楽しんで披露できたという。ナイツの土屋伸之は、舞台裏で井口が見せた気遣いを知って「それでリラックスできたんだ」と感心していた。

毒舌キャラで愚痴ってばかりいる井口浩之だが、時折“素の部分”をのぞかせることがある。18日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)にゲスト出演した井口は、「先輩や同期ではなく、後輩と関係性を作っておけ」という教訓を語った。以前は先輩芸人が「むちゃくちゃバカなんですよ」と後輩をいじって光を当てたものだが、昨今はパワハラと思われかねない。今は後輩が「この先輩どうしようもないんですよ」といじって紹介してくれるように関係性を作っておけという。オードリー(若林正恭、春日俊彰)と先輩に当たるピン芸人・TAIGAはそんな関係にあるらしい。井口の教訓を聞いて若林が「これは素晴らしい。しっかりした人じゃない」と意外そうにすれば、春日も「むちゃくちゃ考えているね」とうなずいていた。

ナイツの2人もそんな井口の人柄を感じたようだ。『ザ・ラジオショー』の木曜日パートナー・箕輪はるか(ハリセンボン)は『M-1』決勝を経験しているが、ヨネダ2000に「楽屋は男性の芸人ばかりなので肩身が狭かったのではないか」と聞いたところ、楽屋でも井口浩之が話しかけてくれたので安心できたという。それを聞いて土屋が「井口くんの株がどんどん上がっていくね」と舌を巻けば、塙は思うところがあったようで「なんか徳を積んだね、アイツは」と評して「それでちゃんと結果を出してるね」と納得していた。


ちなみに井口の相方・河本太は楽屋で存在感を消していたのか、ヨネダ2000・愛は「河本さんは覚えてないです。どこにいらっしゃったのかもちょっと…」とこぼしていた。

画像2、3枚目は『ウエストランド井口 2023年1月7日付Instagram「オールナイトニッポンやらせていただきました!」』『ザ・ラジオショー【ニッポン放送・平日13時から!】 2023年1月19日付Twitter「#ナイツラジオショー 3時30分まで生放送」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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