プレミア屈指のウインガー! 三笘薫、自身が出場した直近11試合中8試合で得点に直接関与

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2023年01月30日 16:15  サッカーキング

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公式戦2試合連続ゴールでリヴァプール撃破に貢献した三笘 [写真]=Getty Images
 FAカップ4回戦が29日に行われ、ブライトンがリヴァプールを2−1で下した。データサイト『Opta』によると、この試合で決勝ゴールを決めた日本代表MF三笘薫は、自身が出場したブライトンの公式戦11試合のうち実に8試合で得点に直接関与しているという。

 試合は31分にリヴァプールのU−21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットが先制点を挙げ、ブライトンは1点を追う展開に。それでも、直後の39分にはガーナ代表DFタリク・ランプティのミドルシュートが元イングランド代表DFルイス・ダンクに当たってゴールネットを揺らし、即座にブライトンが試合を振り出しに戻した。1−1のまま迎えた後半アディショナルタイム、三笘が試合を決める一撃を沈める。ペナルティエリア右でエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンのクロスボールに反応すると、落ち着いたファーストタッチからキックフェイントで対峙する相手をかわし、そのままボレーシュートを叩き込んだ。三笘のゴールが決勝点となり、ブライトンは2−1で勝利。5回戦進出を決めていた。

 このゴールで三笘は今季の公式戦ゴール数を「6」とした。既にアシスト数は「2」となっている。『Opta』によると、三笘の6ゴール2アシストという成績は直近11試合のうちに生まれたものだという。今季序盤は途中出場が多かった三笘は、2022年8月24日に行われたカラバオ・カップ(EFLリーグカップ)1回戦のフォレストグリーン戦こそ先発出場していたものの、プレミアリーグ初スタメンは同10月29日に行われた第14節チェルシー戦となっていた。この試合で三笘はベルギー代表FWレアンドロ・トロサール(現:アーセナル)の先制点をアシストし、4−1での勝利に貢献。以降はスタメンに定着し、体調不良の関係で同11月13日開催の第16節アストン・ヴィラ戦こそメンバーを外れたものの、同試合以外のプレミアリーグでは全試合にスタメン出場している。

 アストン・ヴィラ戦を除くと、三笘はチェルシー戦から数えて11試合のピッチに立っている。内訳はスタメンが9試合、途中出場が2試合。後者はすべてカラバオ・カップで記録されたものだ。このうち、三笘は8試合でゴールもしくはアシストを記録している。得点に直接関与しなかったのは第17節サウサンプトン戦、第20節リヴァプール戦、カラバオ・カップ4回戦のチャールトン・アスレティック戦のみ。いずれの試合もゴール関与こそなかったものの、左サイドで存在感を放っていた。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督が率いるブライトンにおいて欠かせないサイドアタッカーに君臨し、イングランドを舞台に活躍を続ける三笘。残りのシーズンでもどれほど得点関与数を伸ばしてくれるのか、その活躍ぶりから目が離せない。

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