『星降る夜に』第4話に出演する(左から)若月佑美、千葉雄大(C)テレビ朝日 俳優の千葉雄大と若月佑美が、吉高由里子主演のテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜 後9:00)で夫婦を演じることが発表された。
【場面カット】夫婦役で共演する若月佑美&千葉雄大
同作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる25歳の遺骨整理士・柊一星(北村匠海)が、星降る夜に出会い、運命の恋を育んでいく“年齢10歳差”のピュアラブストーリー。恋愛ドラマの名手・大石静氏が脚本を手がける。
若月は2018年に乃木坂46を卒業したが、千葉はこれまで『SUMMER NUDE』(2013/フジテレビ系)で橋本奈々未さんと恋人役、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020)で白石麻衣と恋人役、Amazon Originalドラマ『ホットママ』(2021)で西野七瀬と夫婦役を務めており、乃木坂46メンバーと共演経験が多いことで話題となっていた。
若月が演じる佐藤うたは、食品メーカーに勤めるキャリアウーマン。優秀で異例の出世も果たし、鈴がよく食べているカップ麺の企画担当も務めている。しかしある日、彼女は鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」に来院。妊娠していることが判明するのだが、その表情は喜びとはかけ離れたものだった。一方で、妻の妊娠を知った春はある事情から、父親になることを受け入れられず、自らの過去も相まって、うたの存在にも息苦しさを感じるように。
新たな命を迎えることに、心から喜ぶことができない夫婦の複雑な胸の内に、若月もさまざまな想いをめぐらせたそうで、「春とうた、どっちの気持ちも分かるところが今回の物語のすてきな点であり、もどかしく苦しいなと思いました。普通でいようとすることが、普通ではなくなってしまったり、気を遣っているつもりが気を遣わせていたり…。考えれば考えるほど、とっても味のする物語でした」と語っている。