村上春樹は1949年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年「風の歌を聴け」(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に「羊をめぐる冒険」(野間文芸新人賞)、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(谷崎潤一郎賞)、「ノルウェイの森」「国境の南、太陽の西」「ねじまき鳥クロニクル」(読売文学賞)、「海辺のカフカ」(世界幻想文学大賞、ニューヨーク・タイムズThe 10 Best Books of 2005)、「アフターダーク」「1Q84」(毎日出版文化賞)、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」「騎士団長殺し」(第1部顕れるイデア編、第2部遷ろうメタファー編)がある。