錦鯉・長谷川、同期タカトシから引退勧告 芸歴27年で計算して取った笑いは「一回もないかも…」

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2023年02月04日 17:07  ORICON NEWS

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『有田哲平の引退TV』に出演した錦鯉・長谷川雅紀(C)AbemaTV Inc.
 お笑いコンビ・錦鯉が、3日放送のABEMAバラエティー『有田哲平の引退TV』に出演。長谷川雅紀の同期であるタカアンドトシから「今が人生のピーク。ここからは何もないよ、今しかないのよ。辞めよう」と引退勧告された。困惑した長谷川と相方の渡辺隆だが、今の悩みや率直な思いを打ち明けた。

【写真多数】錦鯉に引退を勧告するタカアンドトシ

■タカ「俺たちも後悔した。ピークで辞めておけばよかった」トシ「だから今しかない」

 同番組は、くりぃむしちゅーの有田哲平とテレビ演出家の名城ラリータ氏がタッグを組んだABEMAオリジナルバラエティー。引退勧告を受けたゲストの人生観や、周囲の人に対する想いなど、“引退”というテーマからあぶりだされるゲストの飾らない、赤裸々な発言が話題となっている。

 今回のターゲットは『M-1グランプリ2021』で優勝し、22年にはテレビ出演本数380本、CM出演本数は11社と、現在大ブレイク中の錦鯉。タカトシからの突然の引退勧告に困惑して拒否したが、タカが「ずっと売れなくて、50歳になってから売れて。今が人生のピーク。ここからは何もないよ。俺たちも後悔した。ピークで辞めておけばよかったって」、トシも「だから今しかないのよ。辞めよう」と畳みかける。

 渡辺は、「正直、優勝したときに燃え尽きた感はあった。2022年の目標はとりあえずM-1チャンピオンとしてテレビに出まくって、次のチャンピオンに期待をさせようと気持ちでいました」と昨年を振り返ると、タカは「それはもう全うしたし、目標ではない。最大の目標を達成してしまったあとは、作った架空の目標なんですよ」と追及すると、渡辺も腑に落ちたのか「たしかにそうですね」と納得の表情を見せる。

 しかし長谷川は「僕は隆と違って、M-1で優勝したのはゴールだと思っていない。スタートだと思っていますから」と断固として否定。渡辺が「この1年で100億稼げたら辞めてもいい」と本音を打ち明けるも、長谷川は「僕はお金じゃないですから。お笑いをやりたい」と反論するが、タカから「今のハセは金にまみれてる感じがする」と指摘されると、「たしかに、俺も“こんにちは”一回いくらだろう?って考えたり……」と神妙に語った。

 タカは「錦鯉が優勝したことによって、辞めようと思っていた40代の芸人が50歳まで頑張ろうって思っている。人生狂わせてるのよ。NSC(吉本総合芸能学院)も50歳ぐらいからエントリーしてくるやつが増えているらしいよ」と錦鯉効果について説明すると、スタジオでVTRを見ていたフワちゃんも「これは罪だな」と同調した。

■大ブレイクの2022年だが…「手応えはない」 長谷川の“普通化”に嘆く渡辺

 トシから、「1年間やってきて手応えみたいな、充実感はあるわけ?」と問われた錦鯉だが、2人ともが「手応えはない」と明かす。渡辺は「満足したのが1回もない。毎回首をかしげて帰っていく」、長谷川も「終わったあとによっしゃーみたいな手応えはない」と神妙に語ると、ここからタカアンドトシの2人が“引退”に向けて怒涛の説得を繰り広げていく。

 タカは「2022年はM-1王者としてのオファーがあったけど、ここからは1年間やってきたやつの結果で次のオファーにつながっていく。けど、たぶんもう(オファーは)こないよ。だって手応えなかったんでしょ?」と鋭く切り込む。続けて、「今年(2022年)、自分から計算して笑いとったことある?」と問われた長谷川は、「ないかもしれない」とこぼすと、渡辺が「27年間である?」と質問。長谷川は「一回もないかもしれない」と答えると、タカトシの2人は「ないよ今後も。ないもの追いかけたってないよ。だから引退した方がいいよ」と迫り、これには長谷川も返答に困ったようにうなだれた。

 番組中盤では、現在、錦鯉が抱える致命的な問題についても掘り下げられていく。これまでの錦鯉は、長谷川の貧乏やズボラに対して渡辺がツッコミを入れるという漫才スタイルだったが、「M-1グランプリ」で優勝後の長谷川について、渡辺は「お金を持つようになって、10kg太った。どんどん“普通”になっていった」と嘆く。「そうなると、いじるところがなくなってきて、この人、10年間ボケたことなかったなと気づいた。お金を持った雅紀さんをどうプロデュースしていくか」と、これからの錦鯉のスタイルについて真剣に考えていることを打ち明けた。

 さらに、渡辺は長谷川のことを「根が真面目」とこぼすと、タカトシの2人も共感。タカは長谷川のことを「たぶんハセは芸人じゃなくて、スーパー人間なんだよ。すごい奇跡を起こす人間。考えたりすると逆にわざとらしくなるし、ハセという存在そのものがどでかい笑いを作るから」と分析すると、渡辺も「たぶん、周りが期待している雅紀さんと、雅紀さんが思っている雅紀さんって全然違うんだと思うんですよ。周りは元気でバカなことしてほしいと思ってるんですけど、雅紀さんはちょっと自分のこと“できる”って思っている節がある」と言い、トシも「このタイプの人間はみんなそう」、タカも「だから手応え感じてないっていうのもそこなんだよね。自分発信じゃないから」と共感した。

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