トークライブ『喋るTKO』を終えたTKO(左から)木本武宏、木下隆行 (C)ORICON NewS inc. お笑いコンビ・TKO(木本武宏、木下隆行)が5日、再出発トークライブ『喋るTKO』を大阪・梅田のライブハウスで開催した。午後7時の開演から約90分しゃべり倒した。会場には、木下の母ら家族も駆けつけ、見守った。
【写真】車から降り報道陣の直撃を受けるTKOの木本武宏 コンビでの仕事は3年ぶり。ライブ観覧者によると、ファンや関係者ら約90名を前に、息のあったトークを繰り広げた。時に自虐ネタで笑いを誘い、地元・大阪からの再起を誓った。
終演後には一人ひとりにあいさつし、出てきたのは約2時間後。木下は「やっぱりコンビでライブできるっていうのは改めて幸せやな」としみじみ。木下は「用意していたものの半分も出せなかった。まだまだ(時間が)足りない」と感慨深げで、毎月トークライブを行う方針を明かした。
既にスケジュールは決まっており、木下は「来月は3月5日にあります」と予告。「今後の拠点は大阪?」と聞かれると、木本はそれは否定しながら「大阪で毎月やって、東京や各地域でもやっていきたい」と決意。さらに「ゼロからスタートやから、もう一回この大阪から頑張っていこうやないかと。6回目の東京進出を狙って、もう1回励もうぜ」というと、木下も力強くうなずいた。
ファンに向け、木下は「マスクしているのに、微笑んでいるのが見えた。あったかかった」と感謝でいっぱい。母の来場については「ええつかみになりました」とうれしそうに語った。
TKOをめぐっては、昨年7月、木本に投資トラブルが発覚。レギュラー番組を降板して、松竹芸能を退社し、芸能活動を休止した。木下は2020年3月、後輩へのパワハラなどを認める形で松竹芸能を退社し、フリーで活動してきた。
先月23日、木本が都内で会見を行い、騒動の経緯を説明した謝罪。木下も途中から加わり、コンビ活動再開の意向を語った。そしてこの日、本格的にコンビ再始動となり、6年ぶりのトークライブとなった。