萩原利久＆八木勇征だから成立する“ひらきよワールド全開”！『美しい彼』シーズン2スタート

萩原利久と八木勇征（FANTASTICS）がダブル主演を務めるドラマ『美しい彼』（シーズン2）（MBS、毎週火曜24時59分〜／TBS、毎週火曜25:28〜）が、2月7日にスタートする。シーズン1（2021年11月期）の続編であり、『劇場版　美しい彼〜eternal〜』（4月7日公開）へと繋がる物語の放送を前に、見どころと注目ポイントを紹介したい。

作家・凪良ゆうの同名小説を原作とした本作は、“陰と陽”正反対な男子2人の恋心を美しく描くBLドラマ。萩原演じる平良一成と八木演じる清居奏は、“ひらきよ”コンビとして日本のみならず海外からも支持され、その人気が後押しする形で続編の制作が実現した。

互いに思い合っているのに、なかなか噛み合わない2人のやりとりにムズムズしたり、キュンキュンしたり。そんな切なくも甘い物語を、なにわ男子の「初心LOVE」、優里の「レオ」といったMV制作も手掛ける酒井麻衣監督が、前作に続き圧巻の映像美で描き出す。

シーズン1では、初々しい高校生だった平良と清居。クラスメイトでありながら、スクールカーストの底辺と頂点にいた2人が、自身の感情を“恋”だと気づくところから、たび重なるすれ違いを経て、めでたく恋人同士に。一見、平良から清居への思いが強いように思えるが、実は清居の平良に対する独占欲も相当なもので、2人にしかない“愛のかたち”が視聴者の心を鷲掴みにした。

同棲生活に胸キュン要素がたっぷり

シーズン2では、平良が進路に迷う大学4年生となり、清居は新人俳優として活動の場を広げていた。少しだけ大人になった2人の拠点は、平良が住んでいた一軒家。一筋縄ではいかない同棲生活には“ひらきよ”ならでは胸キュン要素がたっぷりで、もちろん「キモい」と平良を一蹴する“清居節”も健在。平良の信仰にも似た“清居愛”も相変わらずで、ファンに混じって清居の出待ちをしたり、出演作を食い入るように繰り返し鑑賞したりと“推し活”に余念がない。

ある日、ファッションブランドのレセプションパーティーに平良を連れて行くことにした清居。しかし、清居が少し目を離した隙に、平良はモデルのカンナ（高石あかり）と2人きりになってしまう。言わずもがな両思いなのに、なぜだかすれ違ってしまう平良と清居。シーズン2では、そんなもどかしい恋愛模様のほかにも、平良の大学卒業が近づくことで、2人の中に将来へ向けたある思いが芽生え始める。春を間近に控えた平良と清居は、互いにどんな道を選ぶのか。時にソワソワ、時にハラハラ、時に悶絶しながら見守りたい。

主題歌は、前作に続きロスともさを。が担当。オープニング主題歌「Bitter」はロスが平良目線、エンディング主題歌「キンモクセイ」はもさを。が清居目線でそれぞれ描き下ろした。シーズン1の撮影以降もプライベートで親交を深めてきたという萩原と八木が生み出す絶妙な空気感は、まさに唯一無二。物語に寄り添った甘くて苦いメロディに誘われて、魅惑の“ひらきよワールド”へ、ぜひ。

（文：nakamura omame）