ビヨンセ、渋滞に巻き込まれてグラミー賞授賞式に遅刻 マーメイド風ドレスを纏って登場

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2023年02月07日 11:11  Techinsight Japan

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授賞式に遅刻も歴史的快挙を達成したビヨンセ(画像は『Beyoncé 2023年2月5日付Instagram』のスクリーンショット)
米ロサンゼルスで開催した第65回グラミー賞授賞式で、米歌手ビヨンセ(41)が渋滞に巻き込まれたことから式典に遅刻してしまった。ようやく到着したビヨンセは「グッチ」によるマーメイド風ドレスを纏って登場すると、ステージに上がり感動的な受賞スピーチを行った。この日のビヨンセは4部門で受賞し、通算32冠を獲得。歴代最多記録を樹立した。

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現地時間5日、米ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで第65回グラミー賞授賞式が開催された。

式典では、今年最多となる9部門にノミネートされていたビヨンセが「最優秀R&B楽曲賞」「最優秀トラディショナルR&B歌唱賞」「最優秀ダンス・エレクトロニック・レコーディング賞」「最優秀ダンス・エレクトロニック・ミュージック・アルバム賞」の4部門を受賞。これによりグラミー賞史上最多記録となる通算32冠を達成し、英国の指揮者、故ゲオルク・ショルティの31冠の記録を抜き歴代トップに輝いた。


しかしビヨンセは会場に向かう途中、ロサンゼルスのダウンタウンで渋滞に巻き込まれたことから、授賞式に遅刻する羽目になってしまったのである。

授賞式開始から30分ほど過ぎた頃、ビヨンセの楽曲『CUFF IT』が「R&B楽曲賞」を受賞した。だが会場に本人がいなかったため、“ザ・ドリーム”のステージ名で知られる米シンガーソングライターのテリウス・ナッシュと、米音楽プロデューサーでギタリストのナイル・ロジャースがステージに上がり、代理で賞を受け取ったのだ。

受賞スピーチでテリウスが感謝の意を述べると、コメディアンのトレバー・ノアがやって来て、ビヨンセが会場にいない理由をこのように伝えた。

「マジで、ビヨンセはここに向かっているんだ。グラミー賞がロスで開催されることの利点は、みんながこの場にいられること。だがロスで行うことの欠点は、交通渋滞があるってことなんだ。」

そして式典開始から1時間以上経過した頃、ビヨンセが夫のJay-Zと共に到着した。ビヨンセは「グッチ」によるシルバーのコルセットドレスを纏って登場。スカートに大きなひだがあしらわれており、マーメイドのようなシルエットだ。

ステージに上がったビヨンセは「あまり感情的にならないようにしているの。ただ、この夜だけを受け止めようとしています」と受賞の感動を述べた。

そして夫Jay-Zや家族への感謝を伝えた後、「クィア・コミュニティのみなさんの愛と、あなた方がこのジャンルを切り開いてくれたことに感謝します」と言葉を添えた。

ビヨンセのアルバム『ルネッサンス』は、性的マイノリティであるクィア(Queer)のコミュニティを祝福するもので「ブラック・クィアカルチャーへのラブレター」と評価されていた。



画像は『Beyoncé 2023年2月5日付Instagram』『Recording Academy / GRAMMYs 2023年2月5日付Instagram「History has been made.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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