富士スピードウェイで15台のGT300車両が参加し専有走行がスタート。注目の車両も多数

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2023年02月07日 14:31  AUTOSPORT web

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15台のGT300車両が参加して富士スピードウェイでスーパーGTのGTE専有走行がスタートした
 2月7日、静岡県の富士スピードウェイで、GTエントラント協会が主催する専有走行がスタートした。15台のGT300クラス車両が参加しており、今季初テストとなるチームも多く見られたほか、専有走行らしいメニューをこなすチームも見られた。

 すでにGT500クラスでは鈴鹿や富士などでメーカーテストが行われているが、近年GT300はメーカーテストへの相乗りができない。そこでGT300チームを集め行われたのが、GTエントラント協会主催の専有走行だ。2022年も富士で行われる予定だったものの降雪のため中止となったが、今季は2月7日から、曇り空のもと15台のGT300車両が参加しテストが行われた。

 2023年に向けてはすでに体制発表を行っているチームも多いが、GOODSMILE RACING & Team UKYOは初日は片岡龍也と谷口信輝が参加。カラーリングは2月12日のワンダーフェスティバルで発表予定だが、この日は同じくRSファインがメンテナンスするスーパー耐久のTKRI 松永建設 AMG GT3のパーツも使用するなど、テストらしさを感じさせるカラーリングとなった。

 一方2月5日に体制発表を行ったHOPPY team TSUCHIYAは、フロントを中心にカーボン地のHOPPY Schatz GR Supraが走行。菅波冬悟と野中誠太がドライブしたが、リヤウイングは2022年のHACHI-ICHI GR Supra GTのものが装着されている。なおつちやエンジニアリングとして、今回は2021年まで参戦していたHOPPY Porscheもテストに参加した。ドライブしたのはつちやエンジニアリングの社員でもある松井孝允だ。

 また、GAINERは2台のニッサンGT-RニスモGT3で参加した。今季は10号車と11号車でドライバーがシャッフルされているが、安田裕信と富田竜一郎が2台を乗り比べるシーンも。なお11号車は2022年同様のカラーリングだが、10号車は今回ブラックの装いで登場した。

 2022年のままのカラーで登場したTEAM UPGARAGEは、発表どおり小林崇志と小出俊が参加。R&D SPORTの61号車SUBARU BRZ R&D SPORTも2022年同様の外観たが、2023年に向けてさまざまな取り組みを行っている様子だ。aprはapr LC500h GT、apr GR86 GTの2台が参加し、すでに発表されているドライバーたちが乗り込んだ。

 BMW Team Studie × CRSは、東京オートサロンで発表されたカラーリングパターンで登場。荒聖治に加え、柳田真孝がStudie BMW M4の初ドライブを果たした。2月7日に体制発表を行ったばかりのANEST IWATA Racing with Arnageは、カーボンブラックのまま登場し、イゴール・フラガが乗り込みコースインしている。

 体制未発表のチームでは、Team LeMansは、2022年も使用したアウディR8 LMSを使用。片山義章とロベルト・メルヒ・ムンタンがドライブしている。また88号車のみの参加となったJLOCは、小暮卓史と元嶋佑弥がドライブ。ピットには松浦孝亮と坂口夏月の姿も見られた。KONDO RACINGの56号車GT-Rは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがドライブしているほか、SHADE RACINGの20号車GR86も2022年同様の顔ぶれが見られた。

 テストは2月8日まで行われる。

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