アルファロメオF1で2年目を迎えたボッタス「やるべきことや改善点はまだあるが、進むべき方向はひとつ」

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2023年02月07日 21:00  AUTOSPORT web

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アルファロメオF1チーム・ステークの周冠宇、テオ・プルシェール、バルテリ・ボッタス
 2月7日、アルファロメオF1チーム・ステークはスイス・チューリッヒで2023年型マシン『C43』を発表した。発表会にはザウバーグループのマネージングディレクターを務めるアレッサンドロ・アルンニ・ブラービ、テクニカルディレクターのヤン・モンショー、そしてレギュラードライバーのバルテリ・ボッタスと周冠宇、リザーブドライバーのテオ・プルシェールが出席した。

 ザウバーは2018年からアルファロメオとパートナーシップを結んでいるが、この提携は2023年末に終了となる。ザウバーがアルファロメオの名前で戦うのは今シーズン限りとなるが、その2023年シーズンに持ち込まれたC43は、レッドとブラックのカラーリングだ。シェイクダウンは今週バルセロナで行われる。

 アルファロメオで2年目のシーズンを迎えたボッタスは、2023年は昨年以上にいい結果を目指していける自信があると語った。

「ついにC43が登場し、トラックに持ち込むのが待ち遠しい。新しいカラーリングをとても気に入っているし、魅力的だ。昨年のものから素晴らしい進化を遂げている」

「チームでの最初のシーズンはおもしろいもので、ともに確かな進歩を遂げることができた。そして今、進むべき方向はひとつだ。上へ、もっと高く、よりよい方へとね。もちろん、まだやるべきことも改善すべきこともある。でも今年はさらにいい結果を目指していけると自信を持っている」

「レースに戻るのが待ちきれない。フル充電して、新しいシーズンをスタートしたい」

 昨年F1にデビューした周は、2年目の今シーズンは期待が高まっているといい、昨年の経験を今年に繋げていくと述べた。

「この数カ月における舞台裏での作業を経て、ようやくC43が公開されるのを見ることができて嬉しい。2023年に向けて美しく、新しいデザインが採用されたと思う。バーレーンでのウインターテストでシーズンをスタートする前に、バルセロナでマシンをドライブすることを楽しみにしている」

「昨年、チームは僕を歓迎してくれて、学び、改善するための時間を与えてくれたので、最初から居心地がよかった。今年への期待は間違いなくより高くなっている。ルーキーシーズンでの経験をすべて2023年に繋げていくつもりだ。これからのことが楽しみだし、取り組む準備はできている」

 2023年にアルファロメオのリザーブドライバーを務めるのは、プルシェールだ。ザウバーの若手育成プログラム『ザウバー・アカデミー』に2020年に加入したプルシェールは、昨年はF1直下のFIA F2に参戦し、ランキング2位でシーズンを終えた。

 またプルシェールは昨シーズン終盤にアメリカGPでフリー走行1回目に参加し、F1の公式セッションデビューを果たした。リザーブドライバーに就任したプルシェールは、最高の結果を出すためにベストを尽くすとコメントを寄せた。

「まず最初に、チームのリザーブドライバーとして、F1のローンチに参加できることに感謝し、光栄に思っている」

「努力が報われたことを嬉しく思うし、スタートが待ちきれない。このマシンを紙から現実のものにするために費やされた膨大な作業を見てきた。ファクトリーで素晴らしい仕事をしたみんなのためにも嬉しく思う。もちろん大きな期待もあるし、数日後にC43がサーキットを走るのを楽しみにしている」

「素晴らしい家族、素晴らしいチームの一員だと感じている。僕は可能な限り最高の結果を出すためにベストを尽くし、限界に挑戦することを決意している」

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