ヤマハ、JSB1000は中須賀克行と岡本裕生の2台体制継続。南本宗一郎はアジアロード参戦/全日本ロード

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2023年02月08日 13:30  AUTOSPORT web

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中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2022全日本ロード JSB1000
 2月8日、ヤマハ発動機株式会社は2023年ヤマハ発動機モータースポーツ活動を発表した。MotoGPやSBKなどの世界選手権から国内選手権まで様々な二輪レースカテゴリーへ参戦する主要チームを明らかにしており、全日本ロードレース選手権のライダーラインアップが新たにアナウンスされた。

 全日本ロードレース選手権は、JSB1000クラスにワークスのYAMAHA FACTORY RACING TEAMが引き続き2台体制でエントリー。ライダーは中須賀克行と岡本裕生のふたりが継続参戦し、ヤマハYZF-R1を駆る。

 中須賀は、2021年に行われた10レースを全勝、さらに2022年に行われた13レースも全勝で納め、23連勝を達成した。昨年でJSB1000通算11度のチャンピオンに輝き2023年も継続参戦する。

 岡本はST600クラスで2度王者に輝き、2021年はST1000クラスで戦った。2022年にYAMAHA FACTORY RACING TEAMからJSB1000クラスに初参戦し、怪我による欠場もあり優勝こそなかったものの7度の表彰台を獲得してランキング3位で終えた。そんな岡本が引き続きJSB1000クラスに参戦し、中須賀のチームメイトを務める。

 マシンは市販化を目指すキットパーツを採用したヤマハYZF-R1を使用し、開発を行いながらヤマハにとってクラス6連覇に挑戦する。また、JSB1000では今季からカーボンニュートラル燃料の使用が義務付けられるが、各種データを収集し、YZF-R1で参戦するプライベートチームに展開するなど、競争力を高めながら新フォーマット定着に貢献するとしている。

 ST1000クラスは、前田恵助(Team GYTR)、豊島怜(DOGFIGHT RACING)の2名がST1000仕様のヤマハYZF-R1を駆る。

 ST600クラスは、井手翔太と伊達悠太(AKENO SPEED)、松岡玲と中山耀介(ITO RACING BORG CUSTOM)、菅原陸(Nippon Pioneer Garage L8 RT)、佐藤穣(Garage L8 Racing Team)の6名が名を連ねており、ヤマハYZF-R6で争う。

 また、アジアロードレース選手権(ARRC)のSS600には、全日本ロードのST600、ST1000をはじめ、ARRCへの参戦経験も持つ南本宗一郎が参戦することになった。

 既報ではあるが、昨年からロードレース選手権Moto2に参戦するYamaha VR46 Master Camp Teamには、全日本ロードJSB1000でチャンピオンに輝き、2年間スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦してきた野左根航汰が戦いの場を移す。

 ヤマハは「2023年もレース結果にこだわりながら、ブランディング、技術開発、普及・育成に全力を尽くす」としている。

このニュースに関するつぶやき

  • 内燃機関を持続させるためにカーボンニュートラル燃料の開発を進めるのはいいことだと思います。
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