ヤクルト・オスナが楽天戦で2打数2安打　今季初実戦で快音、3年目も期待大

● ヤクルト 1 − 5 楽天 ○
＜2月16日　沖縄・浦添＞

　ヤクルトのホセ・オスナ内野手（30）が16日、楽天との練習試合に「3番・一塁」で先発出場。今季初実戦を2打数2安打で終えた。

　初回、二死無走者で楽天先発・瀧中と対峙。フルカウント後の高めに浮いたカーブを捉え、打球は左翼線を痛烈に破る安打となった。オスナは果敢に二塁を狙ったが、左翼手の好送球に阻まれタッチアウト。それでも、助っ人の快音と積極的な姿勢に場内のファンから大きな拍手が送られた。

　4回の第2打席も瀧中のシュートを捉え、三塁手を強襲する内野安打で出塁。直後に代走を送られ、今季初実戦を2打席連続安打で終えた。

　オスナは来日2年目の昨季、いずれも1年目を上回る打率.272、20本塁打、74打点をマーク。セ・リーグ一塁部門のベストナインに選ばれ、クライマックスシリーズではMVPに輝いた。リーグ3連覇に欠かせない優良助っ人。3年目も好スタートを切った。