【漫画】猫の女の子たちが通う学校に人間の先生が転任してきたら……笑いと癒しのSNS漫画に続編待望の声

　劇的なドラマが起こらなくても楽しめる、何気ない日常や学校生活の一コマを描いた漫画たち。読者に癒しを与えてくれる人気ジャンルだが、2月11日にTwitter上で公開されたオリジナル漫画『にゃん年にゃー組』（猫の女の子たちが通う学校のお話）は、その魅力を再認識させてくれる。キャラクターの表情やセリフ回しなどすべてが可愛らしく、現実のストレスや苦悩を忘れさせてくれる作品だ。

（参考：漫画『にゃん年にゃー組』を読む）

　舞台は猫の女の子が通う学校。新任の先生がやってくると聞き、みけざわやそのクラスメイト達がどんな人なのか予想する。「とってつもなく大きいらしい」「異様なほど毛が長いらしい」など妄想が膨らむなか、人間の先生が現れて……。

　本作を手掛けたのは、物心がついたころから絵を描くようになり『HUNTER×HUNTER』に登場する女性キャラをよく真似ていたという白井もも吉さん（@s_momokichi）。勉強や仕事で疲れたときに読みたくなる、癒し成分たっぷりな本作がどのようにして生まれたのか、話を聞いた。（望月悠木）

■「猫の女の子がチェーンソーを持ってたら可愛い」

――なぜ『にゃん年にゃー組』を制作しようと？

白井：諸事情で猫耳の女の子が出てくる漫画ばかり描いていた時期があり、その時期に「可愛い猫の女の子がいっぱい出てくる漫画を描いたら読む人に喜んでもらえるかも？」と思って今回制作しました。

――作中に溢れているゆるふわな空気感はどのように作っていますか？

白井：意識していることはあまりないです！多分私の脳がゆるいからだと思います（笑）。

――みけざわの「お…おこりますか…」をはじめ、登場人物のセリフ回しがとても独特でありながら、可愛らしさを引き立てていました。

白井：可愛い感じの言い回しは意識して、セリフを選ぶようにしました。チェーンソーちゃんはなんかやばい感じを意識したと思います。みけざわはまじめで、黒い子は…っていう感じで、みたいな。

――突如チェーンソーを持ってくるシーンなど、可愛らしい絵柄に反したバイオレンスな描写がとても面白かったです。

白井：「猫の女の子がチェーンソーを持ってたら可愛いかな」と思ったので持たせてみました。

――本作の後半はコミティア143で発売される新刊マンガで読めるのですか？

白井：お話の後半はコミティアで販売する新刊同人誌で読めます！　また、本作は通販も予定しています！　後半はコバーン先生と猫の女の子たちがさらにドタバタする内容になっているので、最後まで楽しく読める内容です！

――今後の目標など教えてください。

白井：今後は読切をいっぱい描きたいなと思っています。完成した作品はぜひ読んでほしいです。また、今回描いた猫の女の子の漫画も、コミティア後にて販売する予定なのでぜひよろしくお願いします！

（望月悠木）