里崎氏、悩める侍ジャパン・村上は「恩返ししてくれる時が来ます」

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2023年03月11日 00:50  ベースボールキング

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侍ジャパン・村上宗隆
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールB】
○ 侍ジャパン 13 − 4 韓国 ●
<3月10日 東京ドーム>

 10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド 日本−韓国』で解説を務めた里崎智也氏が、侍ジャパン・村上宗隆(ヤクルト)について言及した。

 強化試合から今ひとつ調子が上がらず、初戦の中国戦も第1打席に押し出し四球を選んだが3打数0安打2三振。この日の韓国戦も、0−3の3回にラーズ・ヌートバー(カージナルス)、近藤健介(ソフトバンク)の適時打で2点を返し、なお無死満塁の好機で村上に打席が回ってくるも遊飛に倒れる。

 里崎氏は「これも経験、成長の糧ですから、過去の大会もそうでしたけど、全員が調子が良いというのはあり得ない。ラウンドごとに調子の悪い選手も調子の良い選手がカバーしながら、第1回目も福留が恩返ししてくれたり、2回目もイチローさんが最後恩返ししてくれるじゃないですか。だから今は村上は我慢して頑張って、周りがどこまでカバーできるかですよね」と、“助け合い”が重要だと見ている。

 村上は打ち取られたが、続く吉田正尚(レッドソックス)が逆転の2点適時打。里崎氏は「高め甘めに入ってきたチェンジアップをコンパクトにセンター前。完璧なバッティング。誰かがダメでも誰かがカバーする。この“和”の野球が良い形で、吉田が村上を救いましたよ。必ず進んでいけば村上が恩返ししてくれる時が来ますからね」と村上をカバーした吉田の打撃を褒めた。

 「試合前に村上に国際大会はどれだけ打つかより、いつ打つかだけ。10の5より10の1で良いところで打ったら、それでいい、気楽に気楽にと声をかけましたね」。村上は無安打だったが、5回は吉田の犠飛に繋げる進塁打、6回の打席は犠飛を放った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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  • 筒香選手もそうだけど、やっぱりセ・リーグの選手は力のあるストレートに弱いのかなぁ?村上選手、オリックスの投手も打てなかったからなぁ。
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