侍・栗山監督「どちらに転んでもおかしくない試合だった」韓国に大勝し1次R突破へ大きく前進

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2023年03月11日 06:44  ベースボールキング

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侍ジャパンの栗山英樹監督
◆ 2023 WORLD BASEBAL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールB】
○ 日本 13 − 4 韓国 ●
<3月10日 東京ドーム>

 『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』が10日に行われ、日本代表「侍ジャパン」は13安打13得点で韓国に大勝。1次ラウンド2連勝で、準々決勝進出に大きく前進した。

 先発したダルビッシュ有が3イニング目に3点を失ったものの、直後の裏の攻撃で連続四球からチャンスを作り、1番・ヌートバーが反撃の口火を切る中前適時打を放つと、続く近藤健介の中越え二塁打で1点差、さらに5番・吉田正尚も中前逆転打を放ち、一気呵成の攻撃で主導権を奪い返した。

 中盤以降は四球に長短打を絡め、6回には5得点のビッグイニングも。1〜3番のヌートバー、近藤、大谷がそれぞれマルチ安打、5番・吉田も3安打5打点とポイントゲッターとして存在感を示し、3イニング1失点と好リリーフを見せた今永昇太をはじめとしたリリーフ投手陣が大量リードを守り抜いた。

 栗山英樹監督は、「最終的には点差が開いたようにも見えますけど、どちらに転んでもおかしくない試合だった。しっかり勝ちきれてよかった」と安堵した様子で試合を総括した。

 立ち上がりの2イニングを完ぺきに抑えていたダルビッシュが一発を浴びて先制を許すまさかの展開で、「いろいろ野球の難しさというのはやりながら感じていましたけど、とにかく選手たちが自分のできることに集中して、本当になんとかしようという思いでやっていくことが“この流れ”につながったと思う」とナインの奮闘ぶりに言及しつつ、「良い面もありますけど、まだまだ考えなければいけないこともあるので、勝つことができただけに反省するところは反省していきたい」と引き締めた。

 侍ジャパンの次戦は11日・チェコ共和国戦。栗山監督は佐々木朗希が先発することを明かし、「本当に状態良く見えるのでしっかり投げきってくれるんじゃないかと思います」と、背番号14に期待を寄せた。

【動画】1イニング4得点の猛攻で逆転!侍打線が日韓戦で大爆発【3/10侍ジャパンvs韓国】

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  • 打っても守ってもぶつけられても熱いヌートバーに、近ちゃん、正尚を始め皆引っ張られたのでは。。太陽のような存在はやはり大きい。
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