「孫の孫の子」と対面した98歳女性 6世代で記念撮影(米)

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2023年03月11日 20:11  Techinsight Japan

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6世代が健在している家族(画像は『ABC News 2023年3月4日付「Six generations of the same family pose together with newborn」(Courtesy of Sheryl Blessing)』のスクリーンショット)
先月19日、アメリカで暮らす98歳の女性が来孫(孫の孫の子)と初対面した。女性が最初に結婚したのは16歳の時で、当時50歳だった夫にはすでに10人の子供がいたという。若くして母親としての役割を担うことになった女性はその後、13人の子供を出産し、現在では養子を含め623人の孫子がいるそうで、女性の孫は「今の時代、家族6世代が健在することはとても珍しいことだ」と話している。米メディア『ABC News』『Good Morning America』などが伝えた。

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米ケンタッキー州キングスマウンテンの介護施設で暮らしているコーデリア・メイ・ホーキンスさん(Cordelia Mae Hawkins、98)は2月19日、来孫(孫の孫の子)であるザヴィア・ダニエルちゃん(Zhavia Danielle)と初対面を果たした。

コーデリアさんにとって2人目の来孫となったザヴィアちゃんだが、来孫に会ったのは初めてだという。

この日、彼女が暮らす介護施設には娘、孫娘、ひ孫娘たち6世代が集まったそうで、コーデリアさんの孫であるグレイシー・ハウエルさん(Gracie Howell、58)はその様子をこう振り返った。

「祖母は私たちが集まることを知っていましたが、みんなが一緒にいるところを見てとても喜んでいました。3時間ほど一緒に過ごして彼女はとても楽しそうでしたし、赤ちゃんがぐずると『ほら、その子を私に任せて』と自然に抱っこしていたんです。家族6世代が健在すること自体珍しいと思いますが、全員が女性というのはもっと珍しいと思います。」

そして一家団欒を楽しんだ後は、グレイシーさんの妹シェリル・ブレッシングさん(Sheryl Blessing)による記念撮影が行われた。

写真には左からグレイシーさんの母フランセス・スノーさん(Frances Snow、77)、グレイシーさん、グレイシーさんの娘ジャクリーン・レッドフォードさん(Jacqueline Ledford、39)、ジャクリーンの娘ジャイスライン・ウィルソンさん(Jaisline Wilson、19)、そして中央にはジャイスラインの娘で生後7週間のザヴィアちゃんを抱くコーデリアさんが写っている。

グレイシーさんによると、コーデリアさんが最初に結婚したのは16歳の時で、当時50歳だった夫のビルさん(Bill)にはすでに10人の子供がいたそうだ。その結果、彼女は若くして母親としての役割を担うことになったという。

当時の彼女の生活について、グレイシーさんはこのように明かしている。

「祖父の最初の妻が自宅で双子を出産する時に亡くなったそうです。鉄道で働いていた祖父は1週間ずっと家にいないこともあり、子供たちのお世話をしてくれる人が必要だったのです。現代のように水道やコンロ、洗濯機などが使えない中での子育ては本当に大変だったようですが、祖母の献身ぶりが家族の他の女性たちの基礎となったのだと思います。彼女はよく『努力は継続するもの』と言っていましたから。」

その後2度再婚し、13人の子供を出産したというコーデリアさん。そんな彼女には現在、養子を含め623人の孫子がいるそうだ。


さらに今年の夏には3人目の来孫となる男児が誕生する予定だそうで、グレイシーさんは「もしすべてがうまくいって、祖母も赤ちゃんも元気だったら6月にまたみんなで会って写真を撮りたいと思っています」と語っている。

画像は『ABC News 2023年3月4日付「Six generations of the same family pose together with newborn」(Courtesy of Sheryl Blessing)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
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