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中国外務省は17日、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が20〜22日、プーチン大統領の招きに応じてロシアを公式訪問すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻後、習氏の訪ロは初めて。侵攻をめぐってどのような姿勢を示すかが焦点となる。
プーチン氏は先月22日、モスクワで中国外交部門トップの王毅(ワンイー)共産党政治局員と会談した際、習氏の訪ロについて「以前、我々は合意した」と語っていた。ただ、中国側が習氏の訪ロを明らかにするのは初めて。
中国外務省は侵攻から1年となる2月24日、ロシアとウクライナの双方に直接対話の再開や停戦、和平交渉の開始を呼びかける文書を発表した。習氏はロシアでプーチン氏と会談でこうした姿勢を改めて伝えるとみられる。ただ、仲裁に向けたどのような姿勢を打ち出すかは未知数だ。(北京=高田正幸)
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