TVアニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』の放送時期が諸事情により変更され、2024年に放送されることが決定した。あわせてティザービジュアルが公開。スタッフ情報も発表され、監督を務める北村淳一よりコメントも届いた。
『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』は、原作・向日葵、漫画・高上優里子による累計発行部数が170万部を突破した“異世界もふもふファンタジー”だ。過労死してしまった秋津みどりは、「人間以外の生物に好かれる」という特別なスキルを神様から与えられ、スペックの高い貴族の末娘ネマとして異世界へ転生を果たす。
そこでは人間にはモテなくても、もふもふたちには愛され、白虎やドラゴンにも触り放題。「もふもふ」「なでなで」で癒されつつ、ネマは人類存続(?)のために奮闘する。
このたび公開されたティザービジュアルは、「白虎にもドラゴンにも触りたい放題!」というキャッチコピーを掲げたもの。その通り、大きな“もふもふ”の白虎を“なでなで”する幸せそうなネマと白虎の姿に、思わず笑みがこぼれてしまうような癒される仕上がりだ。
また、2024年の放送が決定したことにあわせて、スタッフ情報も発表された。北村淳一監督のもと、シリーズ構成を赤尾でこ、キャラクターデザインを宮崎麻美が担当し、EMTスクエアードが制作する。監督を務める北村は「現代社会とも通じる大きなテーマを含んだ奥が深い作品」と原作に惚れ込み、「アニメ化して本当に良かったと思っていただけるよう日々頑張っております」とのメッセージを寄せた。
TVアニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』は2024年に放送される。さらなる続報を楽しみに待ちたい。
<以下、コメント全文掲載>
【北村淳一監督】
Q1、原作を読んでの感想
最初に原作のタイトルと表紙絵を見た時、幼い女の子がかわいい動物たちに囲まれ、楽しく日常を送る癒し系の物語りなのかなと思ったのですが、実際読み進めると主人公の成長を描くと同時に現代社会とも通じる大きなテーマを含んだ奥が深い作品だと感じました。
Q2、アニメ化に向けての意気込み
アニメ化に当たって特に気を付けたのは、まずネマの愛らしさ、天真爛漫な様子を余すところなく描くこと、そして異世界の動物たちとの触れ合いをできるだけ多く挿入すること、最後にネマが実現させようとしている計画、(これは先ほど述べた現代社会にも通じる問題ですが)異なる種族との共存というテーマを、お説教臭くなく自然と伝えられたらいいなと思っています。男女問わず幅広い年代の人に見てもらいたいですね。
Q3、ファンに向けて一言
原作ファンの皆様はもふなでアニメ化と聞いて、ネマをはじめ大好きなキャラ達が実際に動き出すことを想像しワクワクしていると思います。
僕たちスタッフもアニメ化して本当に良かったと思っていただけるよう日々頑張っております。乞うご期待ください。
TVアニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
2024 年テレビアニメ放送決定!
【スタッフ】
原作:向日葵・高上優里子(双葉社 モンスターコミックス)
キャラクター原案:雀葵蘭
監督:北村淳一
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:宮崎麻美
制作:EMT スクエアード
(C)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会