竹内涼真は“バリスタ”　こだわりの一杯を沢村一樹が絶賛「100万円のワインのような…」

3月24日夜8時から放送されるドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』（テレビ東京系）のオンライン記者会見が23日に実施され、主演の沢村一樹（55）、共演の竹内涼真（29）、畑芽育（20）が出席した。同作で竹内はいくつもの人格をもつ解離性同一性障害（DID）の青年という難役に初挑戦している。一方、プライベートでは美味しいコーヒーを淹れることに夢中で、最近は「仕事のことかコーヒーのことしか考えていない」という。

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同作で沢村一樹は過去にある事件で妻を殺害され、解離性同一性障害（DID）の娘（畑芽育）をもつ元刑事役。竹内涼真演じる連続誘拐事件の容疑者と対峙することになるが、その容疑者もDIDを抱えていて、いくつもの人格に豹変する竹内の演技も同作の見どころの一つとなっている。共演の勝村政信も「鬼気迫る演技が怖くて、近くに行くのが嫌だった（笑）」とコメントを寄せ、畑も「狂気じみていた」と言うほどだ。


そんな複数の人格を見事に演じ分けた竹内に、タイトルに絡めて「自身の3つの顔とは？」との質問が。竹内は少し考えながら「俳優、スポーツ、バリスタ」と回答し、「仕事のことかコーヒーのことしか最近考えてないんで。その間にトレーニングして」と説明し、バリスタの顔について沢村も「本当に美味しかったよ！」と太鼓判を捺す。

22日放送『沢村一樹＆竹内涼真がやりたいこと全部やる！1泊2日弾丸OFF旅』（テレビ東京系）では、沢村と竹内がそれぞれやりたいことを挙げて次々に実行していったが、竹内が希望した一つが「絶景でスペシャリティコーヒーを淹れたい！」だったのだ。そこで竹内はニカラグア産の浅煎りの豆を持参し、豆を一粒ずつ選別したり、一人前の豆の量を計量器で正確に量ったりするこだわりぶりを見せた。もちろん淹れる温度にも注意を配り、コーヒーを撹拌するなど最善を尽くしてから沢村と畑にコーヒーを提供したが、これを口にした沢村は「あぁ〜、すごいね」とまず一言。以前に別の番組で100万円のワインを飲んだことがある沢村が「（100万円のワインは）飲んだことがないワインの味がしたんだけど、それの味。飲んだことがないコーヒーの味」と絶賛すると、竹内は「嬉しい…良かった」と漏らした。畑も「こんな飲みやすいコーヒーは初めて」としみじみ味わっていた。


竹内が淹れたコーヒーに沢村は感激したようで、会見でも「ほんっとうに美味しかったよ、うまかったよ」と実感を込めて振り返った。それでも竹内は「（番組では）急かされたんですよ。もっとちゃんとやらせてくれれば…」と悔しそうだ。竹内はカフェに行った際に店員にいろいろ質問するなど研究にも余念がないそうで、店員から「お店やられるんですか？」「バリスタさんですか？」などと聞かれるそうだ。竹内は「嬉しくて、ついにここまできたな…と。突き抜けてやろうと」とさらにやる気を見せていた。


ヒューマンサスペンスドラマ『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』につき、企画から関わったという沢村は「謎解きとして手の込んだ謎解きもあるし、それぞれのキャラクターを一喜一憂しながら楽しんでもらえたら」と呼びかけた。同作は無料配信動画サービス「TVer」のリアルタイム配信で視聴可能。また「TVer」や動画配信サービス「Paravi」で見逃し配信も利用できる。



（TechinsightJapan編集部　取材・文：関原りあん）