
前回からの続き。
なるべく早く町内に馴染むため家族3人で出向きましたが、参加しているのは高齢の男性ばかりでした。そして旦那の何気ない発言がその場を凍りつかせることに……。

おそらく代表は「地域の名誉職」という位置づけなのでしょう。暗黙の了解で誰がなるかも決まっていました。新参者の旦那が手を挙げたこと、まして女性がやろうとするなんてことは、町内会のみなさんにとってはありえない出来事だったようです。そして翌日、小学校のママ友にスーパーで声をかけられました。

話が伝わる早さにもビックリしますが……なぜか「とんでもない家族が引っ越してきた」という噂になってしまっています。確かに積極的に馴染もうとした結果、少し出しゃばりすぎてしまったかもしれません。ママ友は親切心から忠告してくれたようですが、私は少し胸がザワザワするのを感じました。
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原案・編集部 脚本・rollingdell 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子