「ありがとう、スピッツ。」20年ぶり復活ポリドールがスピッツのデビュー日に感謝広告 画像提供:Polydor Records 4人組バンド・スピッツが25日、メジャーデビュー32周年を迎え、33年目に突入した。これを記念し、所属レコード会社ユニバーサルミュージック内のレーベル「Polydor Records(ポリドール・レコード)」からスピッツへの感謝広告が、毎日新聞の朝刊に掲載された。
【写真】デビュー32周年を迎えたスピッツ 各媒体のヘッダー/バナー スピッツは1991年3月25日、シングル『ヒバリのこころ』とアルバム『スピッツ』をポリドールから同時発売しメジャーデビュー。この日32周年を迎えた。
赤い紙面に白抜き文字で「ありがとう、スピッツ。」と打ち出された全面広告には、33回目のデビュー記念日を一緒に迎えられたこと、メンバーチェンジも移籍もなく、活動をし続けてくれていること、33年目の今も新しい曲を作り続けてくれていることに対するポリドールからの感謝が伝えられている。
また、ポリドールは2002年6月から「UNIVERSAL J」となったが、スピッツはCD裏面にユニバーサルミュージックのロゴと並べてポリドールのロゴを入れ続けていた経緯がある。そして、今年1月のレーベル再編で「Polydor Records」が20年ぶりに復活。スピッツは再び「Polydor Records」所属となった。
広告ではこの過程にも触れ、「ありがとう、スピッツ。Polydorロゴを使い続けてくれて。そして。ただいま、スピッツ。20年ぶりにPolydor Recordsが帰ってきました」とメッセージ。「20年ぶりにPolydor Recordsが帰ってきた今年。シングルとアルバムの発売、そして全国ツアーを、楽しみにしていまス(※ス=スピッツのロゴマーク)」と、ファンだけにはわかるマークで締めくくっている。
母体のユニバーサルミュージックも社をあげてスピッツのデビュー記念日を祝い、公式サイトや公式ツイッター、YouTubeチャンネル、LINE、ユニバーサルミュージックストアのヘッダーを「ありがとう、スピッツ。」仕様に変更。ビル2階のサイネージでも展開されている。
SNSでは「デビュー記念日になんて粋な広告」「ポリドールのロゴ、ずっと大切にしてたもんね…」「こっちまでウルウルしちゃう」「なんてス敵な広告」「いやもう、ポリドールのこの広告読んでるだけで泣きそうなんですけど 全部が、それな!すぎて」「言いたいことを全部新聞全面広告が言ってくれた」と感激する声が広がっている。