千葉の競輪場で異色のイベント開催。eMOTORSPORTS EXHIBITIONに参加したJRP上野禎久社長に聞く

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2023年03月25日 19:40  AUTOSPORT web

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JRP上野禎久社長と木村偉織、岡田衛、ダラーラSF14のモノコックを使用したシミュレーター『ZR-SF14-Formula』
 3月25日、株式会社PIST6と千葉市が主催し、KDDIが協力するeモータースポーツの体験イベント『eMOTORSPORTS EXHIBITION 2023 in TOKYO』が、千葉市の競輪場『TIPSTAR DOME CHIBA』で開幕。

 最新鋭のレーシングシミュレーターが9台登場し、さらには2022年シーズンまでの全日本スーパーフォーミュラ選手権の車両『SF19』の実車が展示されるなど、モータースポーツファンにとっても注目のイベントとなったが、その会場には、本イベントを後援する日本レースプロモーション(JRP)の上野禎久代表取締役社長の姿もあった。

「競輪場という場所で、このようなかたちでイベントを開催していただき、私たちとしても嬉しいです。eスポーツを通じてより多くのみなさまにスーパーフォーミュラの楽しみが伝わったのではないかと思います」と上野社長。

 なお、15時からのハーフタイムには、今季全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦する木村偉織と、スーパー耐久ST-3クラスに参戦する岡田衛が、ダラーラSF14の実車のモノコックを活用して開発されたレーシングシミュレーター『ZR-SF14-Formula』に搭乗し、それぞれタイムを競うバーチャルデモラン(タイムアタックバトル)も実施された。

 ソフトはアセットコルサ。バーチャル上のマシンはもちろんスーパーフォーミュラのSF19となり、コースは鈴鹿サーキットの国際レーシングコースが舞台となった。ただ、先攻の岡田がアタックラップにコースオフを喫しタイムロス。後攻の木村がミスなくタイムを計測し、25日のバーチャルデモラン(タイムアタックバトル)は木村が勝利を飾った。なお、その模様はOPENREC.tvで配信され、現在もアーカイブ再生が可能だ。

 ふたりの若手ドライバーのタイムアタックバトルを見届けた上野社長は「木村選手のアタックはなかなかでしたね。これはルーキーテスト合格です!(編注:ただし、eスポーツに限るとのことですよ)。バーチャルの世界でもフォーミュラカードライバーの力を見せていただいたので、私もホッとしました」と語った。その後、上野社長は会場に並んだ最新鋭のレーシングシミュレーターを視察。レーシングシミュレーターに造詣の深い木村偉織の説明を真剣に聞く姿が印象的だった。

『eMOTORSPORTS EXHIBITION 2023 in TOKYO』は3月26日まで開催される。なお、イベント観覧には会場入場料/PIST6観戦料金の1,000円(デイ・ナイト2部制)が必要だ。そしてシミュレーター体験料は1,500円(1日/支払いはキャッシュレス決済のみ)となる。

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