ドゥカティ:スプリント初代勝者のバニャイア「心から楽しめた。数周待ってアタックした」/第1戦ポルトガルGP

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2023年03月26日 07:20  AUTOSPORT web

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スプリントレース初代勝者となったフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
 3月25日、2023年MotoGP第1戦ポルトガルGP MotoGPクラス2日目に予選がポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、ドゥカティ・レノボ・チームのフランセスコ・バニャイアは2番手、エネア・バスティアニーニは6番手を獲得した。また、午後に行われたスプリントレースでは、バニャイアは優勝、バスティアニーニはリタイアで終えている。

 両ライダーが予選Q2からのアタックとなり、バニャイアはフロントロウ、バスティアニーニは6番手を獲得。2023年シーズンから新たに始まったスプリントレースでは、バニャイアは序盤で少し順位を落とすも、ラストラップでトップに躍り出て、そのまま優勝を飾った。

 ドゥカティワークスでのデビュー戦となるバスティアニーニは、スタートで一気に2番手まで浮上するが、少し順位を落とした2周目に7番手のルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)がスリップダウン。アウト側にいたバスティアニーニがそれに巻き込まれてクラッシュを喫してリタイアで終えた。右肩の肩甲骨を骨折したことから、日曜日の決勝レースと第2戦アルゼンチンGPは欠場する。

■フランセスコ・バニャイア(予選:2番手、スプリントレース:優勝)
「心から楽しめた。とても楽しかったよ! テストや昨日と違って、初めて逆方向の風が吹いたので、苦労した。ライバルも苦しんでいるのがわかったので、数周待ってアタックした。でも、とても楽しかったし、レースが長いことを念頭に置いていたので、序盤はじっくりと時間をかけて走った」

「従来のレースとは全く異なる戦略をとらなければならなかった。通常は数周待ってからプッシュし、タイヤをうまくマネジメントする必要があるが、スプリントレースではすぐにプッシュしなければならない」

「そして終盤はとにかくプッシュした。ホルヘ(・マルティン)はトラクションが良かったが、フロントエンドに僕よりも問題を抱えていた。だから僕は、自分の得意なことを活かしてオーバーテイクしたんだ。もっと短い時間で終わると思っていたのに、最終的には長い時間がかかってしまったが、とても楽しかった!」

「あとは明日のレースに向けて集中しなければならない。エネアの怪我はとても残念だが、一日も早く回復することを祈っている」

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