中上貴晶「現状のパフォーマンスでは、簡単ではない」/第1戦ポルトガルGP2日目

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2023年03月26日 11:11  AUTOSPORT web

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中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
 3月25日、2023年MotoGP第1戦ポルトガルGP MotoGPクラス2日目に予選がポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は18番手を獲得し、スプリントレースは15位で終えている。

 前日行われた走行で総合15番手だった中上は、テストから課題としていたリヤのトラクション不足に苦しみながらも、2日目では一歩前進したことを感じたようだ。予選前に行われた土曜フリー走行では、トップから0.541秒差の1分39秒118で11番手となった。

 その後に行われた予選Q2ではフロントにミディアム、リヤにソフトの新品タイヤで挑んだ。セッション終盤のラストアタックで、自己ベストとなる1分38秒439をマークしたが、11台中8番手に終わり、スプリントレースでは18番グリッドからのスタートが決まった。

 そして、午後から行われたスプリントレースでは中上は、2周目で16番手に浮上し、そのまま終盤までポジションをキープする。9周目には前を走るファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ・レーシングMotoGP)をパスし、ひとつポジションを上げて、そのまま15位でチェッカーを受けた。

 初のスプリントレースとなったが、中上は12周をしっかり走り抜き、日曜日に行われる決勝レースに向けて多くのデータを収集した。まだ課題は残っているようだが、決勝レースではささらなるポジションアップを目指して戦っていく。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選:18番手、スプリントレース:15位)
「スプリントレースの1周目は大混乱でした。そして、多くのクラッシュが発生しました。12周しかないレースだったので、レース序盤に少しでも前に出たかったのですが、現状のパフォーマンスでは、簡単ではありませんでした。明日のレースは25周で、今日とは違う展開となると思うので、チャンスはあります」

「マルクは予選でもスプリントレースでもすばらしい仕事をしました。レプソル・ホンダ・チームからデータを受け取りました。それを参考にどこでタイムをロスしているのかをしっかり理解して、明日はリザルトをあげたいです。いずれにしても、リアグリップをもっと上げることが必要です。この課題を解決しなければなりません」

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  • この様子だと、スプリントレースとはなばかりでFPの延長線上になってしまうかもしれない
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