『私が女優になる日＿』シーズン3、ファイナリストが決定　秋元康氏がエール「自分の中に正解はあると思って頑張って」【ファイナリスト一覧あり】

　将来ドラマで活躍する「女優」を発掘・育成することを目的としたTBSの演技バトル番組『私が女優になる日＿ season3』のファイナリスト9人が決定し、秋元康氏が囲み取材でエールを送った。

【個人写真】『私が女優になる日＿ season3』ファイナリスト

　同プロジェクトは、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲などさまざまなエンターテインメントを手掛けてきた秋元氏、そしてTBSがタッグを組んで実施。TBSからはドラマ『半沢直樹』『マイファミリー』『石子と羽男―そんなコトで訴えます』『ユニコーンに乗って』『クロサギ』ほか数々のヒット作を手掛けてきたドラマ制作陣が参画し、デビューまでを全面的にサポートしていく。

　初代グランプリは飯沼愛、2代目グランプリは幸澤沙良。シーズン3では、約半年かけてドラマの主演を務める1人を選出するオーディションを実施する。グランプリには、TBSドラマ制作陣が手掛けるドラマでの主演デビューが約束される。オーディション期間中、参加者はプロジェクトが全面的にサポートし、活躍の場を用意。未来のスター女優を見据え、幅広い世代に愛される女優の原石を発掘していく。

　秋元氏は、3次審査を終えて「1回目、2回目を見て応募してくださった方も多かったと思う。その分、夢が近づいたんじゃないかな。今までだったら『私には無理だ』『私には縁がない』と諦めてしまったような内気な子たちも参加してくれたんじゃないかな」と総括。「僕らは、特別な目利きでもないし、すべてがわかるわけでもないので、誰がダイヤモンドなのかはわからない。ダイヤモンドの気配や原石は誰なんだろうと、悩みながら、考えながら、経験による勘とかいろんなものを総動員して選びました」と明かした。

　さらに「例えば、アイドルのオーディションはフォーマットが決まっていて、目指す方向が分かりやすいんです。だけども、女優と言うのはどういう魅力がある人が女優になれるのかがわかりにくいんです」とアイドルと女優のオーディションの違いを分析。「自分でもどうアピールしていいかわからないという戸惑いが新鮮に映りました」と振り返った。

　続けて「（審査員）それぞれが自分の経験や勘があって、ぶつからなかったと思う。全員が僅差だった。それだけバラエティーに富んだメンバーとなっています」とファイナリストを見わたし、「まだここはスタート。自分の中に正解はあると思って頑張ってください」とエールを送った。

ファイナリストは、安藤帆花、岸本小雪、栗原一菜、坂本彩、樋口琴美、間鍋春希、宮治果緒、大和奈央、和多田萌衣の9人。

【『私が女優になる日＿ season3』ファイナリスト】※50音順

■安藤帆花（あんどう・ほのか、18、愛知県出身）
お芝居をしているときに、自分がせりふを言っていないときの表情だったりとか、普段どこを向いて話しているんだろうということを今回、演技の練習をしていて思ったので、より自然な演技ができるように頑張っていきたいなと思います。
杉咲花さんのような役の人間として見てもらえるような女優さんになりたいです。

■岸本小雪（きしもと・こゆき、17、沖縄県出身）
今回のオーディションに受かるとは思わなくて、受かるために演技や歌の練習もしたのですが、目の前にあるごみは絶対に拾ったりと小さな徳を積んできたので、そういうのを積んでいろいろ得を貯めて、実績も貯めて、神さまが見てくれるように頑張りたいです。
山田杏奈さんのような日常を映像として表せるような女優さんになりたいです。

■栗原一菜（くりはら・かずな、16、愛知県出身）
スタジオに来るまでは自分ならいけると思っていたんですけど、演技審査だったりとか歌唱審査だったりに緊張しすぎて声が震えちゃったりもして全部出し切れなかった部分もあるので自信は全然なかったんですけど、とりあえずすごくうれしいです。
自分にしかできない演技ができる唯一無二の女優さんになりたいです。

■坂本彩（さかもと・あや、15、宮崎県出身）
自信は少なかったんですけど、こうやって多いカメラの中、みんなと立っていてすごくうれしいです。
広瀬すずさんみたいな自然体な演技ができる女優さんになりたいです。

■樋口琴美（ひぐち・ことみ、17、北海道出身）
本当に不安しかないですけど、こうやって選ばれたからには責任があって。その責任に答えられるようにしっかり頑張っていこうと思います。
日常の中に少しでも自分の演技で心を動かして感動を与えられるような女優さんになりたいです。

■間鍋春希（まなべ・はるき、19、東京都出身）
まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、これから演技とか頑張っていい女優さんになれたらいいなと思っています。
中谷美紀さんみたいなきれいでいい演技ができるような女優さんになりたいです。

■宮治果緒（みやじ・かお、19、愛知県出身）
本当に私も通れると思っていなかったので、通れてまずすごくうれしいです。ここに選ばれて立っている以上、選ばれなかった人や携わってくださった方々の思いがたくさん詰まってると思うので、そのプレッシャーも楽しみながら次の台本のことを考えたりとかするのがすごく楽しみです。
見ている人にほかの作品も見たいなって思わせるような唯一無二の女優さんになりたいです。

■大和奈央（やまと・なお、16、徳島県出身）
これからはもっと自分の中にもっているものを発揮できるように、素敵な女優さんになれるように頑張りたいです。
浜辺美波さんのような見ている人を圧倒できるような女優さんになりたいです。

■和多田萌衣（わただ・もえ、18、滋賀県出身）
オーディションで2回演技ができたのですが、1回目の演技が緊張しすぎてせりふも間違えちゃったりとかしたので、せりふをまずはしっかり覚えて、表情とか目線とかをちゃんとできるように、いい女優になれるように、もっとしっかり頑張っていきたいです。
憧れの女優さんは小松菜奈さんで、どんな役でも違和感なくこなせる女優さんになりたいです。