加藤浩次 (C)ORICON NewS inc. 日本テレビ系『スッキリ』(月〜金 前8:00〜)の最終回が31日、放送された。2006年4月の放送スタートから17年の歴史に幕を下ろした。総合司会の加藤浩は最後の言葉で「感謝しかない!」と伝えた。
【写真】先週放送の『スッキリ』では極楽とんぼが集結
最終回は歴代の『スッキリ』スタッフが集結し、「最高の締めくくりができました!」と笑顔を見せながら、「もう、いろんなスタッフ、17年の間に本当にいろんな方に携わってもらて、きょう本当にいろんな皆さんが来てくれて、懐かしいなって人もいれば…言葉って言ったらもう感謝しかないです!」と話した。
続けて番組の思い出を振り返りながら、「僕なんか芸人時代は暴れん坊でアイドルをブン投げたりしているキャラクター。17年間『スッキリ』やって、俺、むちゃくちゃ更生したなと思っています(笑)」と笑いを誘った。
最後は「時代というのがすごく変わったなという印象が僕にはあって…。息苦しいとか生きづらいと思っている人もいるかもしれない。そういった人たちに向けて、気の抜ける場所として頑張ろうと思ってやってきた」と切り出しながら、「『スッキリ!』の役割がもう、僕は果たしたと思っています」と強調し「最後に、17年間やった自分に言いたいと思います。17年間、できるの当たり前じゃないからな! ありがとうございました! さよなら!」と締めくくった。
同番組は、2006年4月に加藤が総合司会、テリー伊藤がサブ司会を務める情報番組としてスタート。「マジメに楽しくおもしろく」をテーマに、世の中で起きたニュースや芸能人をゲストに招いてトークやライブなどのエンタメを提供してきた。
今後、同番組の枠は、現在放送中の前番組『ZIP!』の放送時間を5時50分〜9時に1時間拡大し、後番組として『DayDay.』(月〜金 前9:00〜)を放送。『DayDay.』は、エンタメや話題の情報、関心のあるニュースや身近な問題まで、世の中の気になるネタを丸ごと紹介する番組となり、MCは『スッキリ!』の人気コーナー『クイズッス』で天の声を務めていた山里亮太が務める。
日本テレビは『スッキリ!』放送終了に関して、「これからも、多様化する皆さまのライフスタイルに寄り添い、より信頼される番組作りに努めてまいります」とコメントしている。